ススキに見とれる

2012年09月23日 | 思う

今年ほど、ススキに見とれた年はありません。

今月は高速を使って2度ほど新千歳空港に行ったんですが、

道路脇に群生しているススキの見事なことといったら

とても言葉では言い表せません。

思い出しただけでもうっとりした気分になります

ずらりと並んだススキも美しいし

束(株?)になってあちこちに生えている孤立型のススキもいい

心の中では高速道路のど真ん中で車を止めて

あのススキの中に入って行って

ぐんぐんと入って行って、土ごと一束ススキを持って帰りたい。

妄 想 花 泥 棒

そして私の庭の一番良いところに植えて

風にたなびくススキを、ひながいちにちながめていたい

このススキの美しさを

100年前の日本人も

1000年前の日本人も

それよりはるか昔の日本人も

同じように見ていたはずだ

わたしは植物の生き方を考える

種が落ちた場所に生きれるように生きて

わが身の行方を風や昆虫や動物にまかせ

落ちた場所でやっぱり生きる

考えれば考えるほど

尊敬の気持ちでいっぱいになる