今年ほど、ススキに見とれた年はありません。
今月は高速を使って2度ほど新千歳空港に行ったんですが、
道路脇に群生しているススキの見事なことといったら
とても言葉では言い表せません。
思い出しただけでもうっとりした気分になります
ずらりと並んだススキも美しいし
束(株?)になってあちこちに生えている孤立型のススキもいい
心の中では高速道路のど真ん中で車を止めて
あのススキの中に入って行って
ぐんぐんと入って行って、土ごと一束ススキを持って帰りたい。
妄 想 花 泥 棒
そして私の庭の一番良いところに植えて
風にたなびくススキを、ひながいちにちながめていたい
。
このススキの美しさを
100年前の日本人も
1000年前の日本人も
それよりはるか昔の日本人も
同じように見ていたはずだ
、
わたしは植物の生き方を考える
種が落ちた場所に生きれるように生きて
わが身の行方を風や昆虫や動物にまかせ
落ちた場所でやっぱり生きる
、
考えれば考えるほど
尊敬の気持ちでいっぱいになる
。