クマザサが枯れていた

2013年06月29日 | 思う

先週 お別れの式に出るために

日帰りで稚内に行ってきました。

車中から見る景色を、

私は5時間飽きることなく眺めていました。

札幌から北に向かう植物の変化って

本当に飽きることなんてないんです。

昔 見慣れすぎ、やかましく思えた「クマザサ」は

今年はところどころに枯れていて

クマザサの緑と、枯れた葉の薄い紫色は

とてもせつなくきれいでした。

クマザサって数十年に一度枯れるらしいって

初めて知ったんですけれど

その数十年に一度は、今年なのでしょうか。

北に向かうと植物たちは高さを抑え

日本海の強い風が吹きつく土地には

雪で折れて、風で倒れて、寒さで成長を遅くするしかない

そんな植物たちが、それでもたくましく生きていた。

どの植物も、その土地で

その土地のように

生きていました。

おびただしいほどのイタドリや

しなやかなイネ科の植物を

今の私は愛情を持って眺めている。

サロベツ原野にはエゾカンゾウが咲いていて、

原野の中に咲くオレンジ色の花たちと

どんよりした灰色がかった空は、

海との境界線もあいまいで

天国って こんなとこかしら

話は今日の話題に切り替わります。

今日見た札幌のイネ科の植物は、

穂をつけたものが多くて、風に揺られてきれいでした。

久しぶりに3日続けて(真面目)にブログ書きましたが、

 ・カーナビカナコさん

 ・猫ピッチャー

 ・クマザサ枯れる

 と、どこにも共通点が見られない

 揺れまくった話題ですみません。