かんざし と 櫛

2008年02月23日 | 思う

着物を着たいと思っているからでしょうか。

今回の骨董市ではやたらと着物に目がいきます。

あるいはその周辺のもの。

「かんざし」や「櫛」「茶道具」「杯」「急須」などなど。

うっとり見とれてしまいます。

特に「かんざし」や「櫛」などは、どんな女性が身につけていたのかしら。

そういったものはすべて自分を美しく見せる小道具であったはず。

どういう経路で骨董屋さんに行くのでしょうか。

形見 の品 であったかもしれないし、

お金に困って誰かの手に渡った もの かもしれない。

どれもが なんだか 妙にもの悲しくて

それを身につけたいという衝動に 

わたしは駆られる。


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