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ペコロスさん

2013年02月21日 | 本と雑誌

先週 東京にいる時、「文芸春秋 9月号」買いました。

ぱらぱらとページをめくっていくと、

「ペコロスの母に会いに行く」

という漫画(傑作集)が掲載されていました。

わたし好みの線、影の入れ方、背景すっきり、

認知症の母と63歳の息子(作者)の暮らしを

切なくユーモアも交えて描かれている。

年を取ったからこそ分かる心の動きが

なんともかんとも ずしんと染み入るのです。

ペコロスの母に会いに行く ペコロスの母に会いに行く
価格:¥ 1,260(税込)
発売日:2012-06-30

母の光江さんは小さくて丸く、とてもかわいい

本の中で時々出てくる昔の少女たちは

つげ義春の「赤い花」を思い出させるような

どこか神秘的なにおいがするし

作者の好み?

長崎弁で語られる会話は、方言好きの私にはたまりません。

昔からその土地で使われ続ける方言というのは

どうしてこんなに魅力的なんでしょう。

みゃくみゃくとつながる人間、言葉、暮らしぶり

言葉の力 感じます。

影響の受けやすい私は、

長崎弁で話してみたい衝動にかられてしまいます。

最近始めた「ピンタレスト」にピン!


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