先週 東京にいる時、「文芸春秋 9月号」買いました。
ぱらぱらとページをめくっていくと、
「ペコロスの母に会いに行く」
という漫画(傑作集)が掲載されていました。
わたし好みの線、影の入れ方、背景すっきり、
認知症の母と63歳の息子(作者)の暮らしを
切なくユーモアも交えて描かれている。
年を取ったからこそ分かる心の動きが
なんともかんとも ずしんと染み入るのです。
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ペコロスの母に会いに行く 価格:¥ 1,260(税込) 発売日:2012-06-30 |
母の光江さんは小さくて丸く、とてもかわいい 本の中で時々出てくる昔の少女たちは つげ義春の「赤い花」を思い出させるような どこか神秘的なにおいがするし 作者の好み? 長崎弁で語られる会話は、方言好きの私にはたまりません。 昔からその土地で使われ続ける方言というのは どうしてこんなに魅力的なんでしょう。 みゃくみゃくとつながる人間、言葉、暮らしぶり 言葉の力 感じます。 、 影響の受けやすい私は、 長崎弁で話してみたい衝動にかられてしまいます。 。 最近始めた「ピンタレスト」にピン! |