この日曜日は例によって仕事でござるので
本日、参院選の期日前投票行って来た。
この所、ずっとこの期日前投票で、まともに投票日に行けた試しがない。
昔の不在者投票に比べたら、ずっと簡単になった。
以前の不在者投票ではなんか別室に通され、
何故投票日に行けないのかヒアリングされた上
更には、投票後の投票用紙を二重に封させられるという仰々しいものであった。
しかも「レジャーで」なんて理由で行くと却下された。
それに比べてこの期日前投票というのは投票前に
「期日前投票宣誓書」なる物に必要事項を記入するだけで
後は通常と同じように投票出来る。
とは言え、
「なんで期日前投票だけ宣誓せなあかんねん?
だいたい何故、この当日の行動を選管に報告する義務があるねん?
プライバシーの侵害ではないか?
もし、当日これと違う行動をとったら、宣誓に反する事になるぞ。
という事は選管は個人の行動を制約するつもりか?」
と常々この誓約書への記入及び署名に疑問を抱いていたので
いい機会とこの宣誓書を携帯の写メで撮影することにした。
で撮影していると選管の人間らしいのがやってきて
(注:この時点で筆者の周囲に投票に来ている人は皆無である)
「恐れ入りますが、書類の撮影は止めて頂けますか?」
「何故ですか?何故自分がこれから無理やり宣誓させらせる白紙の書類を撮影したらいけないのですか?
どんな書類に宣誓させられるか記録しておかないと危なっかしいでしょ」
「恐れ入りますが、撮影を止めて下さい」
「何故ですか?周囲に誰も居らず迷惑もかけていません。
それにこれは投票用紙ではなく、これから私が記入しようとする単なる宣誓書です。
それを撮影してはいけないという根拠は何ですか?」
「とにかく止めて下さい」
「撮影出来ない法的根拠は何ですか?」
「・・・・・・・・・」
「根拠となる法令、もしくは規則を教えて下さい」
「・・・・・・・・・」
「答えられないのですか?貴方は法的根拠がない、若しくは自分が知らないのに
他人の選挙投票時の行動を制約するのですか?」
「・・・・・・・・・」
「宣誓書の撮影について制約する、何ら法的根拠が無いと理解しますが、それで宜しいですか?」
「・・・・・・・・・」
「では周囲に迷惑をお掛けする市民もいないので
遠慮なく堂々と撮影させて頂きます」
でもって、遠慮なく堂々と撮影した「期日前投票宣誓書」がこれ
う~ん、遠慮なく堂々と撮影した割にはちゃんと撮れてないな~
これは撮影技術の限界といおうか。
まあ、余りこの宣誓書の撮影をしようする人間はいないと思うので
今回の選管の対応は、普通の市民の方々には関係のない事かも知れないが、
それにしても今だに
「投票させたってる」
という意識が選管から感じられて仕方ない。
この期日前投票にしても
投票日当日選挙に行けない、基本的の「お忙しい」方々が利用するものなのに
午前8時30分~午後8時までと、投票日当日より短時間とはどういう事だ?
24時間受付んかい、24時間!
休みもなく、毎日毎日朝から晩まで働いている人は投票行かれへんやないか!
それに我が八尾市の場合「八尾市役所ロビー」って、
市役所は駅からめちゃめちゃ遠いねんぞ。
駅前でせえっ、駅前で!ほんなら会社帰りで投票出来るやろ?!
あれだけ「投票行きましょう」と呼びかけながら
結局は、なるべく選挙に来て欲しくない「寝ていて」欲しいのであろう。
投票率の高さ、それは無党派層の投票増加
即ち、政府自民党にとってマイナスでしかならないのであるから。
どこの政党・どの立候補者に投票されるかは皆さん自身のご判断
でも、投票には必ず行きましょう。
棄権する人は政府からどんな無茶は法律を押し付けられたとしても文句は言えません。