意味がわかると怖い話３１５３ 「彼女」

Ａ君の彼女は仕事が忙しく、なかなか都合がつかない。

でも、今日は仕事終わりの彼女とラブホテルで、２３時に待ち合わせをしている。

しばらくすると、彼女がホテルに入って来て、シャワーを浴びに行った。
Ａ君は恥ずかしくて、彼女の顔を見る事ができなかった。

彼女がシャワーから出て来て、「恥ずかしいから電気を消して」と書いてある紙切れを渡してきた。
電気を消して、彼女と一夜を共にした。

彼女は今日も仕事があるみたいで、起きた時にはもうホテルにはいなかった。
携帯を見るともう昼を過ぎていて、彼女からメールが届いていた。

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「Ａ君お誕生日おめでとう！」

Ａ君は自分でも忘れていた誕生日を、彼女が覚えていてくれた事が凄く嬉しかった。