【改題】ひとり公論(IT公論)

アラフィフとなりIT土方卒業したのでタイトル変更しました
こちらはどちらかといえば再録中心

「現場と合わない」ということは少なくとも現場にはいるということ

2008-09-23 05:16:54 | IT土方(グレーゾーン派遣について)
我々IT土方は、そもそも現場と合わなくて引き上げるヤツが多い、という事実にほっかむりしていないだろうか?

「現場と合わなくて」を単なるわがままととらえられていないだろうか?(いや、いる)

アウェイなんだから合わないのがふつうだろ。。


オイラたちはロボットじゃねんだから、アウェイの現場(客先)にいりゃ、そりゃいろいろあるわな。

フリーターやニートが「自己責任」っていわれちゃうように、オイラたちIT土方が現場現場を渡り歩いていると「ふらふらしてる」と思われ、フリーターと同じようにみなすヤツがいる。

特にそういう偏見を持っているのは、オイラたちを雇う側の、上位SIerの管理職。
そういうヤツはもうほとんどエンジニア精神を裏切ってサラリーマンと化してるからなあ。。(一概にそれが悪いともいえないのだが)

でもオイラたちはもしかしたら多重請負が常態化しているこのギョーカイの最底辺層を担う「犠牲者」かもしれないだろ?

そこから目を背けんじゃねーよ。オイラたちIT土方がいないとシステムはたちゆかなくなるぞ?

オイラたちが調整する相手は、自社だけじゃなくて、現場、つまり客先だけでもなくって、もし多重でいろいろピンハネされてんだとしたらホント、いろんなヤツが調整相手として登場するわけだよ。

そりゃ疲れちゃうよなあ。いろいろなヤツが登場したらひとりぐらい合わないヤツはいるだろ、ゼッタイ。
特に、ピンハネしたくてしょーがないヤツらなんて、悪人のほうが多いんだから。オイラは基本、善人だから悪人とはハナシあわねーよなあ。


オイラたちはグレーゾーンを自覚的に回遊してる。という点でフリーターとはちょっと違うような気がする。アイツらは単なる「アルバイト」だから。つまり、その存在はおおいに認められているというか、とにかくグレーな存在ではない。

オイラたちは自らグレーゾーンに入り込んで、貪欲にカネをゲットしにいっている。これは「ビジネス」だ。

でもな、ニートたち、とやらも自分たちが「犠牲者である」とほざいている。オイラも、自分がこの多重請負構造の犠牲者なのではないかと確信している。

ぜんっぜん違うと思わん? なんで「働けないから職をくれ」っつってるヤツが犠牲者なんだよ。
オイラたちは現在進行形で働いている。そして多段にサクシュされ続けている。こういう構造のもとでないとオイラたちは(今は)生きられないのだ。悲しい人種なんだよ。。