【改題】ひとり公論(IT公論)

アラフィフとなりIT土方卒業したのでタイトル変更しました
こちらはどちらかといえば再録中心

また職人のハナシ それと運用

2008-07-30 05:24:27 | IT土方(「ITセコム」 運用について)
オイラは幸いにも(?)IT土方(システム基盤設計構築とか)もITセコム(運用)もいったりきたりできるし、年齢を重ねたこともあって、それぞれの領域ごとにヒラからリーダ、あわよくば「雇われ」マネージャまでやれないことはない。

では、運用一筋20年ってヒトはどうか? いわゆる「エンジニア」ではないのか?(もっと評価されてもいいと思うけど)

守衛さんは「職人」か? 守衛さんってゼッタイ、ただ立ってるだけの仕事じゃないと思うんだけど、あの仕事を「職人」と思う人間はほとんどいないのだろう。
同じようにオペレータ稼業は「エンジニア」とは思われない。彼らはただ監視しているわけじゃないだろうに。

そもそも、エンジニア稼業をやっているオイラたちは、他から「職人」と思われたいものだが、昨今、エンジニアには逆風がふいていて、良い意味での「職人気質」を維持できなくなってきている。
「コミュニケーション!」が要求されたりして。(その「コミュニケーション」とは何か? の議論もそれほどされることもなく)

エンジニアが営業スマイルになびいてしまった時点で「職人」ではない。

それにしてもなんで「職人」っていうコトバは最近の日本で好印象なのか。。 
この風評を形成してる「層」はどこなのだろうか?

そして、果たして「モノヅクリ」とはいったい何なのか?

モノヅクリをするのが職人(そして、エンジニア)か? 「運用エンジニア」はモノヅクリをしないから「エンジニア」ではないのか?

実業をしない、モノをつくらない職人もいるのではないか?

「職人」とはクリエイティビティだろうか? 頑固モノでクリエイティビティのかけらもない、同じモノしか愚直につくれない職人もいないか?