美術史クイズ ３２

美術史クイズ　３２

第１問　ルーブル美術館にあるサモトラケのニケは、発見された時は、胴体だけでおよそどのくらいの数に壊れていましたか？

第２問　ギリシャの絵画は、壁画としては残っている物がほとんどなく、壺絵で見られます。壺絵の初期の絵を何式というでしょうか？また、それが発展した絵は何式でしょうか？

第３問　ギリシャ建築の柱で、中央が膨らんでいるものがあります。それを何といいますか？

高校生の絵 ８

本庄第一高校美術部の作品としては、ちょっと変わった絵を紹介します。

この絵は、若い竹内先生になってから出てきた絵です。
私の指導だけでは、私が合格を出したかどうかわからない絵です。
しかし、このような作品でも埼玉県展に入選しました。
本庄第一高校に新しい風が吹いて来たと思いました。



工場を描いていますが、現実とはかなり違っています。時間的にも夜のイメージですが、夜の電気の光ではありません。それは、自然を描こうとしているのではなく、自分で作りだした頭の中の世界を描いています。これが一歩間違うと、単なるデザインや漫画的になってしまいます。だから、絵画という枠の中に収まるかどうかを心配しました。私は絵画になっていると判断しています。

高校生の絵 ７

ここまで、丁寧に細部まで描かれると、頭が下がります。
本当に、ごまかさずに良く描きました。
これも水彩画６０号です。埼玉県展に入選したＳさんの絵です。
本庄第一高校美術部の生徒はきちんと指導すると、１年間でここまで描けるようになります。一年間でここまでリアルに描けるようになるなんて驚きですね。



ここまで来ると、この先は、描くべき所と、省略すべきところを描き分けるということが求められます。その描きこむ度合いが強弱となり、画家の選択になるでしょう。そうすると、個性が出てくると思います。