絵画指導 菅野公夫のブログ

大好きな絵とともに生きてます

今日の勉強 セザンヌ

2012-04-18 | 美術
ぶらぶら美術館を見て、学んだこと。

1、りんごのようにポーズをとる。
    人物を描くとき、モデルに動くな!と言いました。
    「リンゴのようにポーズをとれ!りんごは動かないぞ」と言ったとか。
    唯一、リンゴのようにポーズが取れたのは、奥さんだった。

2、セザンヌは、ピサロを父親のように慕っていた。


3、セザンヌの初めての個展を開いてくれたのが、ヴォラールだった。
  そのヴォラールの肖像画を描いたけれど、ポーズのやり直しを115回やらされたと
  ヴォラールの手記にある。
  シャツの部分だけ満足したと言ったとか?それ以外は満足していなかった。

4、セザンヌは、恋人(オルタンス)がいて子供もできたが、父親に言えなかった。
  母親だけが知っていた。死ぬ直前に籍を入れた。67歳でなくなった。

5、サントヴィクトワール山とは、勝利の山という意味
  古代ローマの時代に、将軍が侵略者に打ち勝ったということからついた名前。
  山の形と松の形が揃っていて、遠くの山と松が一緒になって、近づいて来るように感じさせるためだった。

6、セザンヌは、父親に絵の道に入ることを認めさせるために、4枚の絵を描いた。
  その後のセザンヌの絵とはかけ離れた絵だったが、それを見た父親が絵を描くことを許した。
  その絵には、サインが「アングル」となっている。
  それには、理由が諸説ある。アングルと描いて、この絵は凄いと思わせたいのか?古典主義的な表現を馬鹿にしているのか?

7、北のパリと南のプロバンスを行き来していた。

8、セザンヌは、サロンに出品していたが、入選したのは1回。
  それは、サロンの審査員が知り合いだと、友人を一人だけ入選させることができるという決まりがあったので、入選できたそうです。インチキ入選ですね。




6、
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父の絵 20号水彩8

2012-04-18 | 父の絵


これも、群馬の森公園です。
私の父は、面相筆のような細筆は使いません。
かなり大きなタッチで、描いています。それが特徴です。

遠くに小さく人がいるのがいいですね。

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