昨日は自然ガイドキュルルのフォローアップ講座で「植物セミナー」が行われたので
行って来ました。
今回お話をしてくださったのは、東大大学院 農学生命科学研究科の吉川徹朗さん。
「種子や花粉によって移動する植物たち」より伊豆諸島の植物に関するお話を聞かせて頂きました。
植物たちは自分で移動できない分、様々な形で自分の子孫を広げていきます。
伊豆諸島の植物は花粉の媒介者が内地よりも少なかったりすることで、花の形状や大きさが
同じ種類よりも小さくなったり匂いを強く放ったり・・・
受粉後には実を付けるが、その実や種はどうやって移動していくのか??
風だったり、水だったり、生き物だったり・・・
知ってることもあったが、これもそうだったんだ!あれはこうだったんだ!とか新しい知識を
吸収することができました!!知らないことを知れるってほんといい刺激だわ~♪♪
座学後はフィールドに出て、伊豆諸島の植物の移動の仕方を見ながら教えて頂きました。
アカコッコ館前にあるスダジイの実。今年はなぜが異常に小さい!!!
(画像の中央ちょい左にぼやけている殻のかぶったシイノミがいつもの大きさのもの)
6~8mmほどしかないシイノミがいっぱい!!!これは異常なのか?
こちらはオオシマカンスゲの実。
場所によっては、まだ花が咲いていますが、アカコッコ館周辺ではもう実がなっていました。
そんなこんなで1時間ほど歩きながら質問したり、みんなで観察したり、春の森を楽しみました♪♪
またガイド時に使える面白いネタが増えたぞぉ^^うっしっし^^