あの出来事があったからこそ、今がある。

カンムリウミスズメ@三宅島

世界で5000羽しかいないとも言われているカンムリウミスズメ。





三宅島の岩礁『大野原島（三本岳）』の一番大きな岩礁の子安根に繁殖しに渡ってきます。










かつて、米軍の爆撃演習地になりそうだった三本岳。
故ジャック・T・モイヤー博士が当時のアメリカ大統領トルーマン氏にこの希少種である
海鳥の存在を伝え、三本岳は演習地候補地を免れました。






体長25cmの小さな体でほぼ一生を洋上で暮らす海鳥。
儚い命はこれらのおかげで今もここに帰って来てくれています。




そんな島の宝をこれからも見守りながら、伝えながら残していきたいです・・・。