奈良県明日香村といえば、飛鳥時代の様々な古墳や遺跡で有名ですね
岡寺へ行った帰りに『石舞台古墳』へ立ち寄りました
飛鳥時代(現在は古墳時代と呼ばれているそうです)に作られた古墳で、
当時絶大な権力者であった蘇我馬子のお墓ではないかと言われています
入り口から向かって手前側
奥側
石舞台と呼ばれる由来は石の形状からとされていますが、狐が女性に化けて
この上で踊っていたという昔話や、旅芸人が舞台がなかったのでここで演じた
という話から由来しているそうです
この古墳は30数個の花崗石からなっていて、上部の2つの巨石はそれぞれ
北側が約64t、南側が約77tで、総重量が2300tもあるそうです
内部はこんな感じです
この通路から奥へはいると・・・
このように中は意外に広い空間になっています。
(横幅約3.5m奥行き約7.6m高さ約4.7m)
古墳の南側の遊歩道を歩いていくと、復元された石棺があります。
しかし、重機も何もなかった時代にどうやってこのような巨石をここまで
築く事ができたのでしょうか
なるほど~・・・
歴史に大変興味があるsuggerは、何の根拠もないのだがイルカのトレーナーに
なる前には考古学の発掘に携わりたいと思っていた事があったのを思い出しました
炎天下の中や寒い中で発掘するのにハケで土を取り除きながら1日数センチを
掘っていくという地道な作業ですが、何かを発掘できた喜びはヒトシオなのでしょうね
奈良県なんてどこを掘っても遺跡や様々な遺品が出土するといわれる歴史ある
場所ですが、現代と過去が交差するロマンある場所って何かパワーを頂けるような
気がします。
今年に入ってからは、なぜか歴史あるものを見る機会が多いんですが、機会が
あればぜひ訪れてみて下さい
奈良文化財研究所飛鳥資料館
http://www.asukanet.gr.jp/index.html