Room66

ベース弾きの日記

寸評

2007-09-18 11:09:11 | 音楽のコト
打上げで神田さんから「今年は寸評なかったね」と言われました。

自分たちの事を棚上げして(いつもそうだが)書かせて頂きますので、そのヘンはご容赦を。
今年も誰かに「昔、Suman○esって音がデカかった」と言われましたし、以前の「せ」でも「ど~してこのバンドだけ音デカいんだ」とお客さんが言ってたのを人づてに聞きました。
バンドミーティングの議事録にもありますが、全体の出量は音量調整のデキない生音(ドラムとか)に合わせていくので、今年もそうですがドラムのちゃんとしたBANDは全体の音量が大きかったと思いますケド。。。
出音のバランスの悪いドラムの場合、突然ドーン!とかガシャーン!と来るので卓側もそれなりの事情があるんですね。

まず一点、そういった意味では全体の出音バランスの良いBANDが少なくなってきたと感じました。
出音のバランスが悪いのを「音響さんがチョットね~」って言うヒトもおりますが、『出音のバランス』=『BANDのバランス(アンサンブル)』ではないでしょうか。録音するなら後である程度何とかなりますが、リハ無し野外ライブなので日頃の練習の成果というより『結果』がそのまま答えとなって出ます。

上手い下手も多少ありますが出音のバランスが悪いと、せっかく上手いことやっても『あれ?』という印象をもたれたり、一般のお客さんが多いのでただ音がデカくて「おいらのロックを聞いてくれ~、ぎゅい~ん!」てなBANDがなかなかウケない、ある意味ハードルの高いイベントだと思います。
そこんとこ誤解されて来るBANDの方が『閉鎖的だわ』とか感想を残して去って行った事も多々ありますが、基本的にあのイベントではBANDの出す音は『BGM』なので自分たちを見に来るライブハウスや他のイベントとお客さん(参加者)の目的が違っていることが重要な部分です。

そんなカンジで全体を通して感じた事は、わずか30分前後でBANDの責任を果たしてくれと要求するのも酷なハナシですが、今年は何となく「お茶を濁した」感のあるBANDが多かった気がします。

『継続』ってことはタイヘンなことだと思いますが参加されるBANDの方達は『継続』ではなく前進していかないとイカんなぁ~というのが寸評(総評)です。
自分も含めて参加されるBAND関係者も『単に身内で騒いでいる』という印象にならないよう、日々研鑽していかんとね。
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