兄嫁に会いに

兄嫁が亡くなり、コロナ禍ということもあって家族葬となった。
苦労を重ねてきた兄嫁に、これといってなんもできなかった。
せめて忌明け迄にはと思い、早朝家を出た。
全国旅行支援ということで、新幹線はほぼ満員。



兄のやせ方には驚きしかなかった。
耳が難聴になってしまい、テーブルの上に補聴器が置いてあった。
大変な介護だったのだろう。
ヘルパーが入るのを兄嫁が拒否したため、兄が全面的に受け止めていたのだろう。
半世紀以上の二人の生活から兄一人、いやちこちゃんと二人暮らし。
ちこちゃんがbaabaの指をいつまでもペロペロ、寂しいのかなぁ。

心配は尽きませんが。子供たちもいることですから見守るだけです。
帰宅してから、兄に電話をした。
妹の前では涙も見せられないだろうと思い、強がりばかり言っている兄だが電話の向こうに確かな涙を見た。


baaba、せっかくだから曜変天目を見なくちゃ！と丸の内の美術館に寄ったが、やはり当日券は完売。
残念、また行こうかなぁ・・・？

行幸通りから丸の内界隈はアートの世界。
兄嫁からのプレゼントと思い、楽しんで来た。

撮影地　　東京都　　丸の内　御幸通り