皆様おはようございます。
昨夜は、涼しさを感じて虫の鳴き声もして、もう自然界は秋に向かいつつあるなと感じました。
このブログの一年前の記事の通知では、去年も8月13日にそういった変わり目があったようです。
不思議なものですね。
さて、オリンピックでは日本人選手の活躍が続いています。
このオリンピック代表選手の気持ちにさせてもらった体験があります。
4年前に参加した、長野オリンピック記念長野マラソンです。この大会、私はもともと2011年の第13回大会に申し込んでいました。
けれど東日本大震災が起き、大会は中止。
参加費やスタッフ用ブルゾン、タオルなどは被災地に寄付されることになりました。
そして1年後、もうしばらくマラソンはいいと思っていたら、前回の申込者は優先的に参加を受け付けるとのこと。
厚意に甘えて参加申し込みをすることにしました。
この大会の試運転に走ったハーフマラソンで少し無理をして足を痛めてしまい、それから数十キロ走ると練習でも痛みのでる状態が続いていました。
そういった不安があってスタート直後は後ろの方からゆっくり出ることにしました。
コースの始めは、長野市内を走ります。マラソンコースの混雑に無理せずついていったので、初めの頃のチェックポイントは締切15分前位の通過。
そんな不安を太鼓などの盛大な応援が続き後押ししてくれました。
この大会は本当に市民の応援が熱心で、最初は有名選手がゲストで走っているからということかと思っていたら、その応援は常に途切れません。
大きな声の声援やハイタッチを交わすと、折れそうになっても不思議と力が戻ります。
後半は、郊外の川沿いでで少し応援が減るものの、ところどころに熱心な応援は続きます。
その中でオカリナで「ふるさと」を奏でる方がいらっしゃいました。
そのメロディを聞いて3か月前に行った南三陸の風景が長野の川沿いの風景の中に浮かびました。
終盤32キロくらいを過ぎてから体が重くなり苦しいと感じていましたが、マラソンで苦しいと思うくらいのことは生易しいことだと思って走り続けました。
制限時間5時間の大会で、ゴールできるかもわからないと思っていましたが、無事ゴールの会場にたどり着きました。
でも最後が少しいただけなかった。
ゴールの競技場には小中学生のチアガールがいて、その中の一人がわにのぬいぐるみを手にはめて挑発?していました。
ずっと走りながらハイタッチをしていたのでつい挑発に乗りパシーンとタッチすると、「ワー!」と急にほかの子たちが急に盛り上がって大歓迎。
もう意識がもうろうとしていたので何が起きているのかよくわかりませんでした。
けれど震災が起きてから喜ぶこと、笑顔ということを捨てていたので、ここで取り戻すことができました。
ただ、スタンドからは先生方の「やめろっなにやってるんだ!」「いいじゃない、よろこんでいるんだから」というやり取りが聞こえた気がします。
そしてゴール前でまた変態行動を。私はコースの左側を走っていたのですが、真ん中の方に有名元女子選手さんを見つけました。
私は、開会式の司会者の「今日はランナー全員とハイタッチと言っていま~す!」という言葉が残っていて、(建前ですよね、そんなの無理だし)
誰も後ろから来ないので、みぎに急旋回してハイタッチしに行きました。
すると近づいたその方の顔はむっとしていました。
やばい、と思いましたが絵的にスル―するのもまずいと思い、指先だけちょこっと出して通過したら、ちょこっとハイタッチしていただきました。(やさしいね)
けれど、走った後は失礼なことをしたと思い「〇ゅうちゃん、ごめんなさい」とうわごとを言いながら眠りにつきました。
マラソン大会は、もうやめようかと思いましたが、真面目に走る事にしてその後も何回かフルマラソンも走りました。
2011年が中止になった時に頂いたTシャツです。
第4回いわきサンシャインマラソン着用
福島の人といわきを走り抜けたいい思い出です。
第1回前橋渋川マラソン着用
4月の寒さの戻りで調子が上がらず、子供の声援にこたえられなかった、ごめんなさい。
「ぐんまちゃん苦しそう」と言わせてしまった。着る資格なし。
しばらく服装については反省していなかったようですが、今は服装も普通のランシャツを着て走っています。
日本時間で今夜は女子のマラソン。好結果を期待したいですね。
それでは皆様、良い1日を。