兄弟仁義

一週間、上昇（悪化）する一方だった白猫キヨシの腎臓の数値は、今日僅かながら下がりました。
ＢＵＮ９６、クレアチニン５．３と悪い数値なので何とも言えませんが・・・。

今日、キヨシのお見舞いに行った時に「数値が悪くても、一旦家に帰したい」と申し出ました。
しかし、奥さん先生から「今回の入院で初めて数値が下がったので、もう少し静脈点滴を続けた方がいいのでは・・・」と言われました。
昨日は連れて帰る気がマンマンだったのですが、そう言われると欲が出て、もう少し数値が下がるのを期待したくなりました。
よってキヨシは今日で四度目の入院九日目です。

面会中は、エリカラを外し、沢山ブラッシングしてあげました。
キヨシは私との面会中に、よく水を飲み、ムシャムシャ食餌も摂ります。
体の動きが活発になるのがよく分かります。
今日は、昨日から気になっていたお尻の汚れを“まにスキンウォーター”で浮かし、ペット用ウエットティシュで拭きました。
短い時間で、できる限りのケアをし、キヨシの気分転換になったかなと思います。

一方、キヨシの兄弟猫、白長毛猫わたみも通院です。
剥がれてしまった足の爪を消毒し（爪は痕跡も無く皮膚がむき出しになっています）、二週間作用がある抗生剤を注射していただきました。
何故なら、昨日からわたみはエリカラとケージに閉じ込められたストレスで、暴れ、鳴き、発狂寸前で水も食餌も摂らず、トイレも使わず砂だけ搔き出し（ケージ内の床に粗相）、毛布はやペットシートを水浸しにし・・・と患部から血が出まくりですごい状態でした。
「それでは薬も飲ませられないでしょう」ということで、コンベニアを注射していただいたのでした。

今、わたみは私の膝の上で眠っています。
ストレス緩和のため、エリカラを外しました。
食餌は好物のパウチを少しだけ口にしてくれましたがまだまだです。
当分、外出は禁止なので、わたみにとって初めての完全室内生活の始まりです。
前途多難ですが、アホアホで可愛いわたみの傷も治さなくてはなりません。
キヨシ部屋にわたみを住まわせているので、キヨシが帰って来る前に完治できるか心配です・・・。
わたみ、お願いだからいい子でいてね。

今日の写真はお昼寝しているキヨシです。
この頃はモコモコしていますが、今はかなりスマートです。