にゃんこと黒ラブ

猫達と黒ラブラドール、チワックスとの生活、ラーメン探索、日常について語ります

生き延びるために大切なこと

2020-09-11 17:23:00 | 日常

 これからの日本社会は、前代未聞の激動期に入るでしょう。何が起きるのか予測がつきづらく、好景気は期待できない。

 だから、若い人たちに伝えたいのは「こうやってビジネスで成功した」とか、「こうやって金持ちになった」というような自慢げな成功事例や経験則には耳を貸さないほうがいい。

 人口減少社会でどうやったらサクセスできるかについては、過去に成功事例が見当たらない。この状況下で若い人に告げるべき言葉としては、「やりたいことをやりなさい」ということしかありません。

 やりたくないことを我慢してやるということだけはしない方がいいということ。

 人はやりたいことをやっているときに、最もパフォーマンスが高くなる。難局に遭遇して、そこで適切な選択をするためには、他者の過去の成功事例を模倣することではなく、自分自身の臨機応変な判断力を高めた方がいい。

 そして、自分の判断力が高まるのは、「好きなことをしているとき」なのである。「自分は本当は何をしたいのか!」をいつも考えている人は、「これはやりたくない」ということに対する感度が上がるもの。

 生物が「これはやりたくない」と直観するというのは、たいてい「その個体の生命力を減殺させるもの」なのである。

 自分の生きる力を高めるものだけを選択し、自分の生きる力を損なうものを回避する、そういう原始的な能力を高めることが、この前代未聞の局面を生き延びるために1番大切なことだと思う。
















 自分がしたいことがあったら、それをする。自分が身につけたい知識や技術があったら、それを身につける。自分が習熟したい職能があったら、それを学べばいい。

 つまらない算盤をはじいてはいけません。「一時我慢して、それさえ何とか身につけておけば、あとは一生左うちわ」などというものにフラフラと迷い込んではいけません。

 弁護士や医師でさ雇用の危険だという時代になるのだから。あと、若い人には仕事は世の中に無数にあるということを伝えたい。

 無数にあるけれど、一つ一つの求人数は少ない。そういう求人情報は若い人たちのもとには届きづらい。求人と求職をマッチングするシステムが少なすぎるからだ。

 その気になって探せば、世の中には多種多様な職があるもの。AIによって代替不能な仕事って、この世に山のようにありますよ。これからの厳しい時代を生き延びなければならない次世代の健闘を心から願っています。