にゃんこと黒ラブ

猫達と黒ラブラドール、チワックスとの生活、ラーメン探索、日常について語ります

レコード盤からストリーミングの音楽時代

2020-09-26 20:53:00 | 日常

 LP盤やドーナツ盤が懐かしい。針を落として聴くというのは平成の初期の頃まで。レコード盤に溝が掘ってあり、その溝の左右にLとR(LeftとRight)の音の波長を再生するさらに細かい溝がある。

 ダイヤモンド💎が針の先端に加工されているレコード針がその溝を通過すると、溝の左右から様々な音の波長を拾ってアナログ信号に変換する。その信号をアンプが音の信号を増大させてスピーカーに送る。

 今から考えてもアナログ信号から聴く音楽は人類の凄い発明で、録音再生する原理は発明者エジソンの蓄音機と全く同じで100年ちょっと続いたことになる。

 2000年前後からデジタル信号が幕開けて、今や目に見えない無数の電波が空気中を飛び交っている時代になった。その電波から必要なデジタル信号をキャッチして音楽を再生、聴くのがストリーミング再生である。

 正確には、デジタル信号をダウンロード(録音)して再生するのとストリーミングは異なる。ストリーミングはデジタル信号を録音するのではなくて、電波から瞬時に同時再生している。












 
 あいみょんがストリーミング再生1億回を突破した日本人初のアーティストらしい。彼女は高校卒業後からYouTubeに自作の音楽を公開して、それが音楽プロデューサーの目に留まり発掘された。

 この7月上旬、日比谷野音で無観客の弾き語りLIVE2020「風とリボン」をストリーミングLIVE放送したら、最大同時視聴者が13万人で、翌日までに総視聴者数が57万人を突破したそうだ。

 日本武道館での音楽コンサートが一晩で1万何千人という規模である。ある意味、コンサートで生の音を聴くのはアナログ配信である。アナログにはやはりアナログの良さがある。

 同じLIVEでも、生の目の前にいるアーティストの声を聴き、そのアーティストとの反応ややり取りを共有できるのはライブならではの素晴らしさだと思う。

 LIVEストリーミング配信は、アーティストから一方的なものであるが、デジタル信号で生の音が聴けるというのは、ファンにとっては嬉しいライブ擬似体験なのだろう。

 YouTube、Twitter、streaming配信といろんなところにあいみょんの弾き語りやおしゃべりが存在する。今まで自分が体験したことのない音楽の表現方法がある。

 年甲斐もなく、これからのあいみょんをもうしばらく追っかけていこう。