にゃんこと黒ラブ

猫達と黒ラブラドール、チワックスとの生活、ラーメン探索、日常について語ります

組織の活性化とイノベーション

2020-10-20 18:46:00 | 日常

 久しぶりに秋らしいいい天気になった。これから秋の紅葉、行楽の秋、食欲の秋とほんとうは人の活動が活発になる季節なのだが‥‥。

 この半年で停滞気味の日本の社会を立て直すためには、組織の生産性を高めることが急務なのだが、それをトップダウンシステムを強化して独裁的な仕組みにする事だと勘違いしてる人がいる。

 トップダウン派の人たちは、メンバーをリクルートするときに、能力よりも「イエスマンかどうか」を優先的に見る傾向がある。

 たしかにそういう人ばかり集めたら、効率よく上の意思が下に伝達される組織はできるけれど、そのような組織が生産性が高いかといったら話は違う。

 上の顔を窺って、指示待ちする人間が集まるだけで、自分の頭でものを考え、判断する人間は集まらない。

 上の人間が見落としたことを指摘し、上の人間が誤った判断をしたときに補正を提案するタイプの人間がいなくなる。

 













 
 日本の組織を何とかしようと思ったら、まず人材登用の第一条件をイエスマンにするルールを廃止することである。そして、自分の頭で適否の判断が下せる優秀な人材を登用して、彼らに気前よく裁量権を与えることだ。

 もちろん、いろいろな失敗もあるでしょうけれど、組織が活性化し、イノベーションを起こすためにはそうした方がいい。イエスマンたちの組織でイノベーションが起こるということは絶対にないから。

 かつての大学はその点で今よりずっと自由だった。適当に研究費がばらまかれて、研究テーマが社会的に有用かどうかなんて、金になるかどうかなんて誰も訊きやしなかった。

 だから、海のものとも山のものともつかないような研究を何年も続けることができた。そういう試行錯誤があるから、時々思いがけない学術的アウトカムが出て来た。

 研究の95%はたいしたアウトカムを生み出さないものだったけれど、5%の「当たり」が出たら、研究への投資は十分に元が取れるものなのだ。

 イノベーションというのはいつだって「まさか、そんなところから出て来るとは思ってもいなかったところ」から出て来るものなのだ。

 今は社会的有用性があり、換金性が高いことがあらかじめ証明できる研究にしか予算がつかない。でも、先に何が出て来るかわかっている研究がイノベーディブであるということは論理的にあり得ない。

 研究でも教育でも、「無駄なもの(金にならないもの)イコール価値のないもの」という考えを外さなければならない。

 世の中の経済活動と研究、教育の世界は明らかに価値観が異なるが、組織の生産性や活性化を高めるには同じことが言えると思う。




『つじ田』日本橋店@東京都中央区日本橋

2020-10-19 19:13:00 | ラーメン探索

 まだ10月だというのに、お昼前から冷たい雨が降り始めた。駅から近くて傘がなくても濡れないラーメン屋ということで日本橋のつじ田へ。

 前回も雨の日にお邪魔してつけ麺をいただいた。今回は濃厚ラーメン大盛りにチャーシューご飯をオーダー。
















 つじ田のスープはとろみあり濃厚なのだがごくごく飲める。出汁を採るための材料を厳選して手のかかるいい仕事をしてる。

 豚骨、比内地鶏、魚介、日高昆布、野菜など十数種類とお店のカウンターに書いてある。麺も具も非常に美味しい。やはり、つじ田ではつけ麺より熱いラーメンの方が私は好みである。
















 チャーシューご飯のチャーシューの量の多さと美味しさに驚いた。これは熱いラーメンにぴったりの相性で、お腹いっぱいになった。

 さすがに今回は食べ過ぎでしたが、美味しいものはスルッと胃袋に収まってしまいます。ご馳走さまでした。




漫画出版社の変貌

2020-10-18 19:37:00 | 日常

 ネットニュースで、いずれはそうなるだろうと思っていた記事を目にした。漫画を電子配信する大手会社が、大手出版社を買収するとのこと。

 今や漫画を電子配信する事業が、漫画関係のあらゆる事業の45%もの売り上げを占めているらしい。

 そういえば、電車の中で電子配信の漫画を指一本でページめくりして読んでいる人を結構見かける。

 スマホ画面は小さいと思うのだけれど、漫画の扱いや処理が楽なのだろう。アナログ派の私には考えられない。

 漫画をコミック版で購入したのは、多分スラムダンクが初で、寄生獣、ヒカルの碁が最後だろうか。できればコミックより週1の分厚い漫画雑誌を1週間待ち焦がれて手にして読む方が楽しみやワクワク感はたまらないものだと思うのだけれど。

 これもそれも急激な時代の変化だから仕方ない。これから30年くらいでまだまだ急激に業種やサービス提供のあり方が変化してゆくのだろう。













 あと20年くらい生かしてほしい。自分のやりたいことより、この世の中がどう変化していくのか見てみたい。













家系豚骨塩ラーメン『大黒屋』@東京都江東区東陽町

2020-10-17 19:23:00 | ラーメン探索

 10月中旬としては季節外れの寒さかも知れない。暑がりの私にはちょうど心地よい気温になってきた。

 これから熱いラーメンが美味しい季節だ。ここ大黒屋は週1ペースでお世話になってる家系ラーメン。醤油とか味噌とかタンメンとかいろいろ置いているが、ここの家系ラーメンは美味しいと思う。
















 白粒ゴマをたっぷりと入れる。粒胡椒と豆板醤は少し入れると丁度良い。マイルドな豚骨スープで、九州の豚骨スープとは全然異なる。

 鷄ガラと鶏油を上手く使っている?だろうから豚骨独特の臭みが全くない。でも豚骨の濃厚さや力強さは失わないスープだ。

 麺も具も、ここのネギラーメンのネギはたっぷりといい味付けでご飯に合う。しょうもりライスは無料でいただける。海苔3枚はご飯に巻いて食べる。豚骨スープに浸した海苔はご飯との相性が凄くいい。















 ご馳走さまでした。
醤油豚骨か塩豚骨、豚骨タンメンのこの3つのラーメンはなかなかの出来具合で、ランチの胃袋を満たしてくれる。また来週よろしくお願いします。












愉快なにゃんこ達(25)パパ猫ゴン

2020-10-16 19:18:00 | 愉快なにゃんこ達

 昨夜から例年のこの時期より冷えてきた。明日は11月下旬の気温らしい。にゃんこ達は寒さが苦手だから暖かい処を用意してあげる。

 パパ猫ゴンも今年6月で4歳過ぎた。うちの七頭の中では1番落ち着いた品のあるにゃんこだ。ゴンの4年間を振り返ってみる。












 
 生後3ヶ月で引き取ったゴンから1歳、2歳のゴン。2歳を過ぎてからは顔つきも身体のサイズもあまり変わっていない気がする。















 3歳、4歳、最後が最新のゴン。グレーの単色の毛並みは柔らかい短毛。尻尾をよーく見ると薄いグレーとの縞模様になってる。

 目は青というより深海のブルーというか紺色に近い青だ。にゃんこでもワンコでも、♂は3歳くらいまで血気盛んでやんちゃだというが、ゴンは血統だろうか、穏やかなにゃんこだった。

 今も抱っこを嫌がらないで、頭を擦り付けてくる。1歳下のチマ、チロ、くろすけの良きパパである。病院にかかったことがないから、あと10年以上まだまだ元気に長生きしてほしい。