にゃんこと黒ラブ

猫達と黒ラブラドール、チワックスとの生活、ラーメン探索、日常について語ります

『孝蘭』酸辣湯麺@東京都葛飾区立石

2020-10-10 20:21:00 | ラーメン探索

 だらだらとよく降り続ける雨だ。台風14号は東へ逸れて勢力も衰えてきたが、南へUターンしようとしてる。伊豆諸島に被害が出ないことを祈ります。

 竜王戦第一局がやはり早い決着をみた。結局居玉のまま矢倉を組むことなく、横歩取りより急戦の短手数の激しい戦いになった。

 羽生先生が勝てなかったことは残念で仕方ないが、果敢に挑戦した豊島竜王の最新感覚にトッププロの方々も驚いたのではと思う。10月下旬の第二局がまた非常に楽しみだ。











 京成立石にある洋食屋さんみたいな町中華屋さん。ランチメニューを700〜800円で10種類くらい置いている。

 前菜やアルコール特にワインに力入れていて安くて美味しく飲める。前菜はイタリアンと和の融合でとてもいい。

 今回が3度目訪問でラーメンも何種類か、いかにも中華屋でしか食べられないラーメンを置いている。うま煮そば、五目麺、麻婆麺、酸辣湯麺と何をオーダーするか迷った。










 
 トマト🍅の角切りがゴロゴロ入っていて、酢の酸味を抑えた自然な酸っぱ辛いスープ。これは今まで食べた中華屋の湯麺とはかなり異なって美味しい。

 麺を大盛り固めでオーダーして正解だった。細めの中華麺でこれも◎。うま煮そばと五目麺も食べたくなった。









 ご馳走さまでした。予想以上に美味しい中華屋さんのラーメンだった。立石という安くてジャンクなフードに溢れた街で、安くて少しお洒落な町中華という貴重なお店だと思う。

 今度は家族で来て、いろいろと大皿料理を食べてみたい。



雨模様続く週末、竜王戦開幕

2020-10-09 18:05:00 | 日常

 台風14号はどうやら上陸せずに雨☔️をたくさんもたらしそうだ。ななは水や寒さに強いから少しくらいの雨でもカッパ着せることなく散歩する。

 りりィは水や寒さに弱いから路面が濡れているだけで散歩は控える。その分、部屋で開放してあげてたくさん走らせる。ゲージの扉を開けておくと、シッコとウンチの時だけゲージに入ってできるようになった。

 本日9時から将棋の竜王戦豊島VS羽生の第一局がいよいよ始まった。先手の羽生先生が矢倉の戦型に誘導して、途中急戦の目もあり居玉のまま激しい戦いをいつでも起こしそうな難解、熟考ペースで進行している。

 この頃のトッププロ同士の将棋を見ると、先手番、後手番はあまり関係ない感じがする。様々な最新戦型における後手番の対応策がしっかりと定石化されているのと、定石を離れた前例のない中盤戦に突入する。

 2日制の将棋はビッグタイトル戦だけである。1日目は、じっくりと練って序盤、中盤の優位性の探り合いだからなかなか手が進まない。

 観る側としては指し手の選択肢がものすごく広いし、一手一手の意味が見えづらいから、辛抱と大局的な捉え方をしてのんびりぼんやり見ていないとつらい部分がある。

 豊島竜王が通常の矢倉囲いをしないで、意欲的に攻め合おうとしている。羽生先生もそれに応じるように前例にない難しい中盤戦だと思う。明日の2日目は午前から激しい戦いの終盤戦になるかも知れない。













 20代の羽生先生のご活躍が観る将棋への入り口(世間への認知)になった。この30年で将棋界もIT革命、AI革命の激流とともに変化を余儀なくされた。

 AIとの電脳戦、藤井聡太棋士の出現でこれまでにないくらい世間に、マスコミニュースに取り上げられている。囲碁に比べてどうして将棋だけがこれ程取り上げられるのか、不思議だ。







 


『いさりび』ネオ中華そば@千葉県船橋市

2020-10-08 15:52:00 | ラーメン探索

 年に数回、千葉県の船橋市から千葉市にかけて出張する。そのついでにラーメンをいただく。

 船橋駅のすぐ近くにラーメン横丁があったのだけれどなくなっていた。もう3年半前くらいに全ての店舗が閉店したみたいだ。














 
 東京にはないタイプの中華そばだ。NEO中華そばとNEOつけ麺を売りにしている。このNEOという接頭語は「新しい」とか「復活」の意味がある。

 昔ながらの中華そばの復活なのか、新時代の中華そばという願いが込められているのか、どちらなのだろう?

 見た目はネギと低温チャーシューの色合いが良くていい。スープがなんというか色々と複雑な出汁を採っていると思われる。

 魚介、鶏ガラ、豚骨、乾物、香味野菜と今まで食べたことのない醤油ラーメンスープだ。前半は妙にあっさり味のように思えて、後半になってやっと複雑な味に気づく。

 麺だけが私の好みから外れていた。なんて表現すればいいのだろう。ツルッとしたもちもち感というか、小麦の香りというか。













 ご馳走さまでした。こちらにお邪魔してよかった。青ネギの使い方と複雑な出汁スープは美味しい中華そばだった。

 新しいというより、昔どこか懐かしい味を秘めた中華そばという感じがした。千葉県や神奈川県、埼玉県は近くてもなかなか行くことのない気持ちの中では遠いエリア。

 ラーメンマニアさんのブログ見ると東京に劣らず美味しいラーメン店がたくさんありますね。私はあくまでも自分の日常生活圏内で楽しみます。




『詰め』勝負の世界は最後に何があるかわからない

2020-10-07 12:33:00 | 日常

 将棋で終わりの局面のことを『詰み』という。その一歩前の局面を「詰めろ」、そして一歩手前で受けがない状態を「必至」と言う。

 ちなみに「王手」は詰めろでも必至でもない。将棋を覚えたての頃は、王手をかけたくなるだが、「王手は追う手」という格言があり、逆に逃してしまうケースも多いもの。

 将棋が上手くなってくると、すぐに王手をかけずに、まず包囲網をつくってから最終的に王手をかけて詰ますようになる。

 終わりでしくじることを「詰めが甘い」と言う。言うのは簡単だが、きちんと寄せて詰ますことは簡単ではない。

 限られた時間の中で、特に最終盤の秒読みで一手を争うような寄せ合いの時は、考える余裕がなくて読み切れなくて悪手を打ってしまう事がある。

 詰めが甘いとそれまでの積み重ねのリードや優勢が一瞬で台無しになるわけで、大胆さと慎重さを併せ持つ必要がある。











 一昨日の王将戦予選リーグ第2戦(藤井VS豊島)で、藤井棋聖にまさかの出来事が起きた。恐らくプロ入りして4年目で初めてのことだろう。

 中盤で優勢を築き、終盤で勝勢モードに入った藤井棋聖は、AIによる評価値が99対1から100何手目かでよい決め手が浮かばなかったのだろう。

 金で相手の香車を取る何気ない手を指してしまった。相手の王を囲む包囲網が緩んだ悪手だった。そこから耐えに耐えた豊島が息を吹き返して王を安全にしてから反撃に出る。

 豊島竜王がなかなか気付かない最善の受けを連発して局面を複雑化したことも藤井棋聖の緩手を誘う大きな要因だった。

 この数ヶ月、秒に追われてもあれほど正確に指してきた藤井棋聖が攻めで緩手、悪手を連発するとは!
 豊島竜王に通算成績が0勝5敗と唯一負け越している相手に何か目に見えない苦手意識や心理面がはたらいたのだろうか?

 長い棋士人生のほんの4年目、まだまだこれから長い勝負人生が続く。ほんとうに強くなる人は、一つ一つの負けで敗因を繰り返す事なく更に強くなる。

 小さなミスも大きく報道されてしまう世の中のマイナス要因とも闘わなければならない。勝負の世界でスター選手が背負う宿命でもある。

 早く立ち直って王将予選リーグの残り4戦、藤井棋聖らしい将棋を見せてもらいたい。明後日から羽生先生のVS豊島竜王戦が開幕する。心底応援する。




麺屋『武蔵』@東京都秋葉原店

2020-10-05 16:42:00 | ラーメン探索

 一昨日の土曜日お昼頃、浅草橋で降りて歩いて秋葉原、御茶ノ水方面へ向かう。秋葉原には人が8割戻ってる感じで混雑していた。

 予定の計画では、秋葉原の『ほん田』でラーメン食べて、さらに歩いて御茶ノ水のアコギ楽器店へ行くつもりだった。ほん田には20人超える大行列で残念だがパス。

 御茶ノ水方面へ歩いていると麺屋武蔵を偶然にも発見。新宿店と上野御徒町店は何度か食べた。麺屋武蔵はお店によって味やメニューがだいぶ異なる。















 ビールとグラスがちょっと素っ気ないがラガークラシカルビールを飲めた。少ないがおつまみのお通しが非常に◎。

 つけ麺、混ぜそば、肉盛りなど色々といるが、1番シンプルなラーメン大盛りをオーダー。ニンニク入れますかと聞かれたので「はい」と即答。

 ここのラーメンは結構な二郎系で濃口の豚骨醤油魚介系だ。パンチある濃口好きな方にはいい。私の好みは新宿店の武蔵で、魚介系前面に出した醤油ラーメン。

 お腹が空いていたので食べ応えある濃口は美味しくいただけた。ただ、スープの塩分が強めだったから飲み干せなかった。

 ご馳走さまでした。いつか新宿店の麺屋武蔵を再訪したい。













 ここから中央線高架脇道路の長い登り坂を歩くと御茶ノ水に着く。御茶ノ水から四ツ谷にかけてはアップダウンが結構ある。

 秋葉原はあまり行きたくない場所であるが、御茶ノ水周辺から神田、神保町にかけては昔からよく歩いて、とても好きな土地柄だ。