淡麗清湯系『八咫烏』@東京都千代田区九段下

　八咫烏、これも「ヤタガラス」と読める人の方が少ないのでは。カラスの種類であるみたいだ。サッカー日本代表のユニホームにデザインされているカラスがこの種であるらしい。

　3回目の訪問、前回の白（塩ラーメン）大盛り写真の日付見てみたら2019年11月とあったから一年半振りか。今回はワンタン麺大盛りにビールをオーダー。

　饗（もてなし）黒㐂（くろき）さんところと同じビールでハートランド。あっさりライトなビールだ。

　ここのラーメンは、昼は黒（醤油）と白（塩）のみで、あとはそれの特製かワンタン麺かとシンプルな構成。夜の部はいろんな創作限定メニューが食べられる。

　ランチは正統派の淡麗清湯系で、おそらくあれこれと出汁採りをしていないと思う。鶏の旨味とあとはなんだろう？

　とてもスッキリと深く澄んだ味わいである。ここと隣町の神保町にある「黒須」さんの醤油ラーメンは淡麗系では別格の美味しさだ。

　八咫烏の提灯がリニューアルしてることがわかる。白（塩ラーメン）はほんとうに澄んだ白いスープでどこまでも飲めてしまうほどあっさりしている。

　しかし、味わい深い出汁を薄味に表現して美味しい。私の好みはやはり醤油である。ワンタンも薄味で繊細なラーメンに沿った形で美味である。

　

　ご馳走さまでした。家系ラーメンや二郎系ラーメンとは対極の淡麗系ラーメンの最高峰だと思う。美味しかったです。また来ます。

　

濃厚ラーメン『つじ田』東京都中央区日本橋

　久しぶりにつじ田の濃厚ラーメンが食べたくなった。前回は昨年7月にここ日本橋店で濃厚つけ麺食べている。

　その時、日本橋店は元気な発声がないなと思ったが、たぶんコロナ禍の影響でわざと声を小さくしていたのかも知れない。

　今回はいつものねじり鉢巻につじ田Tシャツ着て元気なイキのいい挨拶だった。吉田兄弟のビートの効いたリズミカルな三味線のBGMもよかった。

　ここのスープは鶏ガラ、豚骨、魚介系の出汁をしっかり採ってあるからとろみがついて濃厚なバランスで塩分は控えめだ。

　最後の一口まで美味しく完飲できる。私のツボに刺さるほんとうにうまいと思えるスープ。麺も具も素晴らしい出来具合でスープの良さとマッチしている。

　卓上の黒粒胡椒をガリガリと挽いてふりかける。黒七味も上品なコクがありつじ田のラーメンに合っていると思う。

　つじ田に来るといつも安定の美味しさだ。美味しくお腹いっぱいに満足する。テーブルのつい立てはいつ取れるのだろう。もうなくてもいいんじゃないかと思う。

　ご馳走さまでした。美味しかったです。四ツ谷店、神田小川町店、日本橋店とどこで食べてもブレがほとんどない。つじ田のラーメンは完成形だとつくづく思う。

早朝のなな散歩

　年度末３月のひと仕事が今日終わった。職場の同僚5人と昨年４月から一度もなかった反省会を夕方5時半から2時間半ささやかにおとなしくやってきた。

　8種類の地ビール飲み放題の小さなお店でいろんな味の異なるビール🍻を5杯もいただいた。2人の酒豪は全て8杯飲んでラストオーダーで更に2杯もオーダーする強者だ。

　夜の9時半に家に着いたら家人はぐうぐう寝ていて、ななの夜散歩に行っていない。酔いも醒めて慌ててななを散歩に連れ出す。ななは待ってましたとばかりに飛び跳ねて私の身体に鼻を押しつけて匂いを嗅ぐ。

　早朝のなな散歩の一コマ。夜が明けるのが早くなった。つい数ヶ月前は真っ暗だったのに6時頃にはすでに明るい。

　ななの人懐っこい元気いっぱいの性格や行動が大好きだ。ななとどちらが長生きできるか張り合って、このどうしようもなく愛おしいワンコに感謝している。

中華料理『麺王』@千葉県松戸市下矢切

　スーパー銭湯？健康ランドみたいな温泉ではないがお風呂屋さんが江戸川渡った松戸市にある。サウナ施設や広い露天風呂があって休日料金が時間無制限で820円と安い。

　温泉地なら日帰りしたことはあるが、都内のこの手の施設に行った事はなかった。2番目の子がまだ家にいた頃、たまに休日ふらっと行って来てなかなかいいよと聞いていた。

　笑がおの湯にはランチ程度に食べる施設もあると聞いていたが、矢切の駅を降りたら目の前に焼肉屋と中華屋があった。

　これも何かの縁だろうと思いお風呂の前にランチする。順序が逆だよなと思いながら瓶ビールに餃子をオーダー。

　これが大当たりで餃子がめちゃくちゃに美味しい。こんな偶然もあるんだなと感心しながら瓶ビールも一気に進む。メニューみたら10種類以上のラーメンがある。

　迷いながらも味噌ラーメンをチョイス。これもなかなか良かった。いわゆる中華鍋で作る中華スープ出汁の味噌ラーメンで、野菜もシャキッとしていい。

　以前、人形町の「わかい」という味噌ラーメンを当ブログで紹介したが、それによく似た味噌ラーメンだった。

　ほんとうはサウナ風呂のあとにビール飲みたかったが、偶然の発見でも幸運にも美味しくいただけた。ご馳走さまでした。

　今度の休日は焼肉屋ランチです。20年もこの地に住んでこんなお風呂とお店を初めて知るなんて灯台下暗しですね。

　

京都ラーメン『ますたに』@東京中央区日本橋

　先週に昨年秋頃、日本橋内で移転後に初めて訪れた。お昼のランチ時には10数人の行列ができる。

　京都ラーメンは、第一旭はじめ天下一品など全国区のチェーン店が多い。それぞれ個性的で美味しい。

　鶏がら醤油に背脂が結構チャッちゃと降りかけてある。好みに応じて家系ラーメンみたいに、スープのからさ、麺の硬さ、背脂の量、九条ネギの量が3段階に申告できる。

　ライスはいくら食べても無料である。今回は、九条ネギラーメン普通に麺硬め、ライス普通に付けてもらった。移転前より背脂の量が増えたように思う。

　ここの背脂はサラッとサッパリしてる。鶏ガラ醤油スープも塩分控えめで、はじめは薄口に感じるが食べていくにつれて鶏ガラのコクを感じてちょうどよくなる。

　強さやパンチ力はないのだけれど不思議な味わいのラーメンだ。何ヶ月か経つとまた食べたくなる。ライスのお米がまた美味しくてスープとネギとチャーシューを乗せてスープをなみなみ注いで食べる。

　ご馳走さまでした。お腹いっぱいに美味しくいただけました。またGW明けくらいにきます。