にゃんこと黒ラブ

猫達と黒ラブラドール、チワックスとの生活、ラーメン探索、日常について語ります

元祖『ニュータンタンメン本舗』@東京都葛飾区新小岩

2021-03-11 16:17:00 | ラーメン探索

 一昨日の家系総本山の家系ラーメンがいまだに衝撃的に脳裏に焼き付いている。創業者の吉村氏が直系店を9店舗しか許していないという事実が、本物の家系ラーメンの厳しさを物語っているように思える。

 私が今まで食べてきた家系ラーメンというのは、吉村氏のものとは似て非なるものだった。ほんとうに違うラーメンだと感じた。特に、スープにおいて豚骨の出汁の取り方がやさしくて繊細で、鶏ガラの出汁が大胆で、醤油の使い方も一本ストレートだった。

 スープの粘度はサラッとしても味はドスンと美味しく全身に伝わる。ほうれん草と海苔と燻製チャーシューが実によく合う。ご飯との相性もこれほどよく合うラーメンは他に類をみないほどだ。

 先週に月1ペースでどうしても食べたくなるタンタンメンに足を運んだ。20年前まで川崎市武蔵新城に住んでいて、ニュータンタンメン武蔵新城店でよく食べたので身体が求めてしまう。






















 タンタンメン大盛り大辛ニラトッピングをオーダー。なんだろう、この美味しさは。鶏出汁スープに豚ひき肉、ニンニクに溶き卵に大量の甘い唐辛子。

 口や喉を刺すような唐辛子の刺激はまるでない。日本産ではこのような唐辛子は作れないだろう。おそらく韓国産の辛くない唐辛子。

 この組み合わせが魔法のように美味しい。見た目で引いてしまう人が多いのだろう。ここと中本のラーメンには病みつきになる美味しい中毒性があると思う。

 ご馳走さまでした。また来ます。





イノベーターになる資質と学校教育の破綻

2021-03-10 18:27:00 | 日常

 世界的大企業Apple社を創業したスティーブジョブズ氏も、Facebook社を立ち上げたマークザッカーバーグ氏もさっさと大学をドロップアウトして「他の方法」で世界的な富豪になった。

 たぶん中学でも高校でも、このお二人は先生たちから「反抗的なガキ」として憎まれていたと思う。興味のない教科の勉強なんか全然やらなかったはずである。

 やりたいことに達するために、しぶしぶ迂回的にやりたくないことを我慢してやるようなタイプの人間は、どのような分野においても『イノベーターになる』ことはできない。

 ビジネスマンとして、あるいは政治家として、あるいは官僚として、小成することならできるだろう。だが、算盤を弾いて「やりたくないこと」を今は我慢してやることができるようなタイプの人間には『イノベーション』を担うことはできないだろう。










 だから、ジョブズやザッカーバーグを「グローバル人材」のサクセスモデルとして示しておきながら、『グローバル人材』になるために、先生の言うことを聞いて、学校の勉強をちゃんとやりましょうと言ったって、それは無理なのである。

 グローバル人材と学校教育の間には相関性がない。ぜんぜんないと言っていい。真にイノベーティブな才能は、論理的に言って、その才能の意味や価値を査定する度量衡そのものが未だないのである。

 そうである以上、最もイノベーティブな子どもは、学校においては能力計測不能の「モンスター」としてしか受け止められないのである。でも、文科省の役人たちは「モンスター」については何も考えてはいない。

 だから、教師たちはモンスターが出現してきたら、青くなって潰しにかかるのである。もし、ほんとうに日本を救うような「グローバル人材」が欲しいと思っているのなら、「モンスター」の取り扱いや育成を真剣に考えるべきなのである。

 元モンスターの大人だって、探せばその辺にいるのだから、彼らをつかまえて訊いてみればよい。
「あなたはどうやって学校教育で潰されることを免れて生き延びたのですか?」

 たぶん半数が「私、学校に行かなかったから」、残りの半数が「私、帰国子女ですから」と答えるでしょう。

 いずれにせよ、「他の方法で金儲けるから、オレ、勉強パス」という子どもは組織的に出現し始めている。カチャカチャとキーボード叩くだけで富を築くような子どもがすでにあちこちに登場している。

 教師がそれを制して言うべき言葉があるとすれば、「学校教育の目的は金が稼げる知識や技能を習得させることじゃない」ということに尽くされる。

 それ以外に、彼らを学校教育に引き戻す言葉は無いと思う。しかし、今の日本の教育行政を担う人たちは、「こうすれば子どもたちは学校で勉強するようになる」と利益誘導のリアリストで、もうこのロジックが破綻してることにまったく気づいていない。





 

家系総本山『吉村家』@神奈川県横浜市西区南幸

2021-03-09 13:55:00 | ラーメン探索

 とうとうというか、ついに念願の家系総本山に来てしまった。平日11時45分に到着すると今まで見たことのない大行列。ざっと数えたら70人は下らない。

 ちょっと引いてしまうような行列だがここまで来たのだから並ぶしかない。一体店内の席数はどれくらいあるのだろうか?

 中に入って広い店内座席数えてみたら40近くある。20人近く2回に分けて総入れ替えして回している。東京の繁盛店の4倍くらいのスピードと凄い規模でラーメンを提供している。

 広い厨房では、6人のお弟子さん達が完全分業制でテキパキと流れるように黙々と仕事に集中してるのがわかる。80人近いお客を40分くらいで食べさせて捌いてしまう。














 中盛りかためふつう海苔増しにご飯、グラスビールをオーダーする。待ち時間の40分弱があっという間に過ぎてワクワクしながらラーメン待つ。

 ラーメン食べるのにこんなワクワク感は久しぶりだ。童心に返りまず写真をバシャバシャ撮ってからスープをひと口すする。すする君の食べ方に感化されている。

 想像していたより豚骨スープがライトめで全く臭みなく、醤油がキリッと効いてパンチある。鶏油は予想通り鶏の旨味が口いっぱいに広がり心地いい。スープがたっぷり多くて熱々なのが素晴らしい。

 麺をリフトすると白い湯気が立ち込めて硬めの中太ストレート短めの麺も素晴らしい美味しさだった。薄切りチャーシューもほうれん草も海苔も素晴らしい出来具合だ。












 もう美味し過ぎてご飯をスープに浸した海苔で巻いてスープと共に食べるとこれまたたまりません。

 都内の家系より値段も良心的で、味も抜群に美味しくて想像以上に参りました。家系全ての始まりがここにあり、誰もが家系総本山と認める正真正銘の家系ラーメンでした。

 ほんとうに心の底から美味しいラーメン食べるとなぜかじーんと身震いする。














 ご馳走さまでした。接客専門のお弟子さん、おばあちゃんも見事でしたよ。商売の見事さも隙なく完結してるお店だった。

 また年内に一度は食べに来たい。素晴らしく美味しいラーメンだった。





 


Twitter再開

2021-03-08 18:08:00 | 日常

 Twitterを再開することにした。以前は素性のわかる知り合いとしか繋がりを持たなかったが、今回はその逆で基本知らない人というか、ラーメン、犬、猫、バスケットボール、将棋の5つに絞ってそれに興味関心のある面白い記事ツイートしてる人をフォローすることにした。

 Twitterの良さは即興性とタイムリーな結果知りたいときは有効だ。スポーツの勝敗結果などは、ネットニュースより断然早くほぼリアルタイムで結果がツイートされる。

 ラーメンに関しては、有名店や行列店はほぼ例外なくTwitterでその日の営業時間や限定メニューをツイートしてくれている。お店のHPでお知らせするところもあるが、Twitterの方がスピードがあり便利だ。

 ただ、Twitterには長い文章は書けないので、物事を掘り下げたいとか、深く考える事柄に関しては向いていない。自分の記事の検索機能もどうも弱い。この点、ブログはアイデアとか深く掘り下げたことをメモ代わりに有効活用できる。

 つぶやき、ささやきとは上手く表現したものだ。さっそくSUSURU TVのTwitter版をフォローしたら、他にラーメンに特化した人たちのツイートが続々と流れて来た。

 NBAの八村塁とWashingtonウィザーズをフォローしたらさっそく今日のオールスターゲーム結果流れて来た。あまり期待しないで、必要なときに覗いてみよう。










 今日から一都三県は、緊急事態宣言延長下にある。一年前の3月とは皆の意識が明らかに違う。慣れるというのは人間の習性みたいなもので、いい意味にも悪い意味にも作用する。

 狭い国で密になりやすい環境で、諸外国に比べて感染者や死亡者がよくこの数字で抑えられていると思う。






家系ラーメン『武将家外伝』@東京都秋葉原

2021-03-07 15:56:00 | ラーメン探索

 先週の平日、お休みが取れたから新宿か中野あたりに足を伸ばそうかと思ったが、SUSURU TVですする君が美味しそうにここの家系ラーメン食べてたから来てしまった。

 SUSURU TVのラーメン紹介動画がまもなく2000回、毎日ラーメン生活も6年余りですか。一回分が3分から5分くらいのラーメン食レポ動画はほんと上手く作られている。

 12時過ぎくらいの平日ランチタイムど真ん中に着いてしまったから10分くらい待たされた。秋葉のサラリーマンが多い。














 食券のメニュー表示をよく吟味しなかったから、1番上のボタン外伝ラーメン(1000円)を押してしまった。いわゆる特製ラーメンなるもので、チャーシュー、味玉、ほうれん草、海苔8枚がてんこ盛りで乗っている。

 確かにチャーシューは燻製の効果ありスモーキーで美味しいし、海苔もしっかりとした分厚いものでご飯巻いて美味しくいただける。

 ただひとつ残念なのは、具の多いラーメンはスープが冷めてしまうこと。せっかくのキリッと醤油の効いた豚骨スープが覆い尽くしたチャーシューとほうれん草ですぐ冷めてしまう。

 具が少なくて大盛り麺と熱いスープのラーメンをすすりたい。ご飯が食べ放題でお新香と高菜も好きなだけ食べられる、学生さんにはたまらないサービスです。












 東京で食べられる家系ラーメンの真に美味しいところがわかってきた。そこに足を運ぶ前に、この春までに横浜家系総本山に行きたい。YouTubeの吉村家ラーメン動画見るたびに胸躍る。

 あと吉村家から派生した杉田屋と環2家にもいつか行ってみたい。東京で食べる家系ラーメンは味ふつう、麺ふつう、油ふつうでも味はしょっぱくて、油も多いと感じる。麺はふつうでちょうどよい固さだ。

 半数超える人が、こいめ、かためでオーダーしてる。本場横浜家系でも味が濃くて塩分高めなのだろうか。私には味うすめ、麺ふつう、油少なめがちょうどいい感じである。