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から(
【】は私の印象に残った箇所
死ぬときに後悔すること25
1000人の死を見届けた終末期医療の専門家が書いた
大津秀一 (著)
ほとんどの人は死を前にすると後悔するという――
では、人生の最期を前に、どのようなことに後悔するのか。
本書は、終末期医療の専門家である著者が、
千人を越す患者たちの吐露した「やり残したこと」を25に集約して紹介。
「健康を大切にしなかったこと」
「他人にやさしくしなかったこと」
「故郷に帰らなかったこと」
「会いたい人に会っておかなかったこと」
など、儚くも、切ない思いが行間から滲み出てくるようで胸が締め付けられる。
例外なく、死はすべての人に訪れる。
だからこそ、1人でも多くの人に後悔の少ない人生を送ってほしい。
心の苦痛を訴える末期患者と、正面から向き合ってきた著者が
綴った切実なメッセージが心に響く1冊である。
●〇●〇● もくじ ●〇●〇●
第1章 健康・医療編
第2章 心理編
第3章 社会・生活編
第4章 人間編
第5章 宗教・哲学編
第6章 最終章
(クロワッサン 10/25号)
・インタビュー記事より
【後悔のない人生はないけれど、後悔は少ないほうがいい。】
「死が現実的なものになってくると、人は過去を振り返ります。
ライフレビューといって人生を回顧してもらうケアもあります」
日本最年少(当時)のホスピス医となってから5年、
大津秀一さんは、これまで1000人以上の死を見届けてきた体験から
『死ぬときに後悔すること25』(致知出版)を出版した。
会いたい人に会っておかなかったことを後悔する人。
故郷に帰らなかったことを後悔する人。
子どもが結婚しなかったことを後悔する人。
後悔の数は、人の数だけあった。
【「実際、後悔の念が強い人ほど、終末期に、痛みを感じたり、
苦しんだりする傾向がみられます。】
一方、人生を納得して生きてきた人、
【自分の判断で道を選んできた人、
人生に満足している人は、苦痛も少なく、
よい終末期を送れる傾向がありますね。】
できるだけ後悔の少ない人生を歩んでほしい、
そんな願いをこめて本を出しました。
私たち緩和医療の医師は、患者さんの体の苦痛は取り除けても、
なかなか心までは救えない。
【究極的には自分の心を救うのは自分しかないんです」】
では、【後悔のない人生に必要なものは何か。
何ごとも自分の目で見て、自分で考える。
そして、自分で判断することが大切だ、と大津さんは言う。】
【「自分で出した答えは、たとえ間違ってもいつか納得しえます。】
病気の治療も、納得して行うかどうかで、結末も違ってくるんです」
そしてもう一つ。
「人生に満足しているかどうか、です。
仕事で成功し、裕福になったからといって、その人が幸福とは限りません。
【自分と自分の人生をありのままに受け入れて】、最期のとき、
振り返った自分の人生を『幸せ』と思えるような、
そんな生き方が理想ではないでしょうか」
から(
【】は私の印象に残った箇所
死ぬときに後悔すること25
1000人の死を見届けた終末期医療の専門家が書いた
大津秀一 (著)
ほとんどの人は死を前にすると後悔するという――
では、人生の最期を前に、どのようなことに後悔するのか。
本書は、終末期医療の専門家である著者が、
千人を越す患者たちの吐露した「やり残したこと」を25に集約して紹介。
「健康を大切にしなかったこと」
「他人にやさしくしなかったこと」
「故郷に帰らなかったこと」
「会いたい人に会っておかなかったこと」
など、儚くも、切ない思いが行間から滲み出てくるようで胸が締め付けられる。
例外なく、死はすべての人に訪れる。
だからこそ、1人でも多くの人に後悔の少ない人生を送ってほしい。
心の苦痛を訴える末期患者と、正面から向き合ってきた著者が
綴った切実なメッセージが心に響く1冊である。
●〇●〇● もくじ ●〇●〇●
第1章 健康・医療編
第2章 心理編
第3章 社会・生活編
第4章 人間編
第5章 宗教・哲学編
第6章 最終章
(クロワッサン 10/25号)
・インタビュー記事より
【後悔のない人生はないけれど、後悔は少ないほうがいい。】
「死が現実的なものになってくると、人は過去を振り返ります。
ライフレビューといって人生を回顧してもらうケアもあります」
日本最年少(当時)のホスピス医となってから5年、
大津秀一さんは、これまで1000人以上の死を見届けてきた体験から
『死ぬときに後悔すること25』(致知出版)を出版した。
会いたい人に会っておかなかったことを後悔する人。
故郷に帰らなかったことを後悔する人。
子どもが結婚しなかったことを後悔する人。
後悔の数は、人の数だけあった。
【「実際、後悔の念が強い人ほど、終末期に、痛みを感じたり、
苦しんだりする傾向がみられます。】
一方、人生を納得して生きてきた人、
【自分の判断で道を選んできた人、
人生に満足している人は、苦痛も少なく、
よい終末期を送れる傾向がありますね。】
できるだけ後悔の少ない人生を歩んでほしい、
そんな願いをこめて本を出しました。
私たち緩和医療の医師は、患者さんの体の苦痛は取り除けても、
なかなか心までは救えない。
【究極的には自分の心を救うのは自分しかないんです」】
では、【後悔のない人生に必要なものは何か。
何ごとも自分の目で見て、自分で考える。
そして、自分で判断することが大切だ、と大津さんは言う。】
【「自分で出した答えは、たとえ間違ってもいつか納得しえます。】
病気の治療も、納得して行うかどうかで、結末も違ってくるんです」
そしてもう一つ。
「人生に満足しているかどうか、です。
仕事で成功し、裕福になったからといって、その人が幸福とは限りません。
【自分と自分の人生をありのままに受け入れて】、最期のとき、
振り返った自分の人生を『幸せ』と思えるような、
そんな生き方が理想ではないでしょうか」