日経私の履歴書2012年6月米沢富美子慶応大学名誉教授が面白く示唆に富みます。お読み下さい。2012年6月1日から抜粋。(参考になりますので、再掲します。)
「どんな哲学で生きてきたか」
1、自分の可能性に限界を引かない
2、行動に移す
3、めげない
4、優先順位をつける
5、集中力を養う
格好よく言ってはみたものの1は身の程知らずにほかならない。2に関しては私に多少とも長所があるとするなら行動力だが、これは無謀とか無鉄砲に通じる。3は能天気の代名詞。4と5は有限の時間と能力の中で欲張って生きるには不可欠なことである。
6年前から94歳の母(要介護5)の遠距離介護をしている。老老ならぬ朗朗介護が目標だ。40年前に3人の娘たちの育児と研究を両立させたように、今は介護と研究の両立が課題である。
小さな体で、ドジで向こう見ずで、そして本人としては至って幸せに生きてきた。その軌跡を紹介したい。