三木正夫 好きです須坂! がんばろう!

信州須坂から徒然なるままに様々なことを書き記してまいります。

須坂みんなの花火大会 エピソード&高い評価

2017年06月10日 | Weblog

須坂みんなの花火大会 エピソード&高い評価

 

◎花火復活「須坂みんなの花火大会」①(2010.07.31) http://www.suzakanews.co.jp/news/contents/event/event.php?id=1582

から 

須坂新聞ニュースヘッドライン


【須坂の花火復活】3万人が歓声

 須坂の夜空に満天の華、須坂の花火大会が復活―。昨夏不況のため中止した花火大会は新名称を「須坂みんなの花火大会」として23日夜、百々川緑地で開かれ、約2,000発の花火が上がった。河川敷一帯を埋め尽くした約3万人の観衆からは歓声と共に大きな拍手が送られ、2年ぶりに見る風物詩が地域や人々に元気を与えた。

■「これからも続けて」
 須坂の花火大会は1898(明治31)年に開催した歴史があり、当時隆盛を極めた製糸工場で働く女工らでにぎわった記録が残っている。1985(昭和60)年に秋のえびす講花火と一本化して「納涼花火大会」となり、2002(平成14)年から一昨年まで「蔵の町須坂花火の夕べ」の名称で開いてきたが、世界同時不況の影響を受けた昨年、予算の80%以上を占める企業・商店・団体からの協賛金が例年のようには見込めないことから、主催の実行委員会(事務局・須坂商工会議所)は「断腸の思い」で中止を決定した。
 その後、実行委員会では「次の年には必ず復活する」強い決意のもと、景気に左右されない市民参加型の新しい運営形態を模索、より多くの市民的な団体が参加した新しい実行委員会を立ち上げ、共創による市民花火を目指してきた。
 その一つとして、一般市民を対象にした募金活動を初めて実施、目標の100万円を大幅に上回る168万4,594円の善意が寄せられた。内訳は▽ゆうちょ銀行への振り込み(手数料は実行委が負担)=115万円▽八十二銀行への振り込み(手数料は自己負担)=48,000円▽募金箱(20カ所に設置)=128,638円▽街頭募金(13回実施)=357,956円。
 その結果、企業・商店・団体からの協賛金約460万円、市からの負担金200万円などを合わせ、一方で経費削減に努めたことから、前回並みの規模で開催できる見通しとなった。
 当日は花火大会を待ちわびた人たちが続々詰めかけ、河川敷は人・人・人で埋め尽くされた。午後7時、オープニングイベントとして須坂東高校ダンス同好会、須坂高校ダンス部、篠塚麗比フラスクールがパフォーマンスを披露。7時50分からのメッセージ付き記念花火に続き、19プログラムの光の競演が繰り広げられた。フィナーレでは市民募金全額を投入した大会復活記念のビッグワイドスターマイン「須坂の夜空に満天の華」が登場、大歓声の中で感激の涙を流している人もいた。
 夫妻で訪れた須坂市米持町の荒井満茂さん・香子さんは「毎年見に来ているが、今年は2年分の思いがこもった花火で、とても感激した。来年以降も続けてほしい」と話し、実行委員長の牧勇男須坂商工会議所会頭は「2年ぶりに花火大会を開催できて、こんなにうれしいことはない。多くの皆さんのご支援ご協力に心から感謝したい。心配していた雨も降らず、本当に多くの皆さんに来ていただいた。初めての取り組みが多く、寄付者の名前掲載や大会運営でご迷惑をおかけした部分があり、反省と検討を加え次回に生かしていきたい」と話している。
 会場では来年に向けての募金活動を実施、激励の言葉と共に66,577円の善意が寄せられた。また、翌日の須坂カッタカタまつり会場でも行い、9,002円が集まった。

 

須坂みんなの花火大会(2010年7月23日)

http://seibuhanabi.web.fc2.com/hanabinikki-data/2010.7.23data/2010.7.23.html

 

三木注…的確なコメントと豊富な写真があり、雰囲気が分かり参考になります。

 

以下抜粋

「2009年夏、日本列島は大不況のど真ん中にいた。当然企業の協賛金が頼りの各地の花火大会にもその影響がおよび、規模縮小や中止を余儀なくされた花火大会がいくつもあった。須坂の花火大会もそのひとつだった。須坂の花火大会は「蔵の町須坂花火の夕べ」という名前で毎年行われており、その花火の質の高さから地元だけでなく遠くからも花火好きが集まる人気の花火大会だった。しかし、予算の80%以上を企業や商店などが占めていたこの花火大会は、協賛金が例年のように見込めず、2009年の花火大会は中止となった。
 しかし、夏の風物詩の復活を望む市民の声は多く、実行委員会は「次の年には必ず復活する」との強い決意を持って企業からの協賛金に頼らない市民による花火大会を目指し、2010年に名称を「須坂みんなの花火大会」と改め、見事生まれ変わった。市民からの募金はなんと168万4,594円にもおよび、まさにみんなの花火大会と呼ぶにふさわしい花火大会になった。
 と、こんな感じの情報をゲット。こんな熱い花火大会に行かないわけにはいかんやろ!!!しかも篠原さまの花火が見られる!!!絶対見たい!!!と思って行ってきました。15:00過ぎに出発し、現地到着は17:00すぎ。まだほとんど人がいません。見るからに撮影するには近すぎる距離の場所に陣取り、花火を待ちます。プロとかじゃないんだから、写真や動画はおまけで、やっぱり楽しむことが一番です!でも首が痛くなりそう^^。本部付近を散策していたら来年の花火大会に向けた募金も行われていたので、もちろん募金しました。」

「最初はメッセージ花火ですが、いきなりエンジン全開!とってもきれいな5号玉に、3号八重芯、そして10号の八重芯銀冠!しかも打ち上げ場所と観覧場所がとても近いので大迫力!最初から超興奮状態です!」

「ここの花火大会はプログラム名と上がる花火が見事に一致していて、「なるほど~!」と思っちゃいました。」

「ワイドスクリーン花火Ⅰ『スターダストレビュー』が登場!長岡とかで聞いたことある気がするけど見たことがないので、ワイドスクリーン花火とはなんぞや?と思っていたら」

「たった2000発の花火大会で、なぜここまですごい内容にできるのか、不思議になるくらいです!」

「須坂市民2年分の思いや夢、希望がいっぱい詰まった須坂みんなの花火大会は終わった。「とってもとってもよかった!また来年も行きたいな~!」そう思いながら帰路に着いた。」

 

◎私のブログ(2010年時点を再構築)

日経コラム「春秋(2010年7月25日)」で「住民の意気」と称賛された「須坂みんなの花火大会」を盛り上げよう。
http://news.infoseek.co.jp/article/20100607jcast2010268201

「みんなの思い出が消えてしまう」

明治時代から続く長野県須坂市の花火大会「蔵の町須坂花火の夕べ」は、製造業を中心とする市内企業から寄付が見込めないとして09年の開催をあきらめた。すると「あるのが当たり前で、なくなると寂しい」「みんなの思い出が消えてしまう。復活させてほしい」などの声が市民から寄せられた。名称を「須坂みんなの花火大会」に改め、2010年7月23日に再開した。 須坂商工会議所などでつくる実行委員会は、市役所など十数か所に募金箱を設置し、5月31 日時点で43万410円が集まった。さらに振り込み用紙をつけたチラシを全戸に配ったところ、6月6日までに約50万円が振り込まれた。

   実行委員会の担当者は、

「市民からもらったお金で打ち上げる花火なので、1つ1つ大切に上げたい。11年以降も続けられるようにがんばりたいです」

と話している。

例年並の2000~2500発を目指している。

須坂市役所でも募金箱を設置。

  派手さはないが、ほのぼのとして、すぐ下でみることができ、さ絆が感じられる花火大会にご協力下さい。

全国各地の花火競技大会に出品した優勝作品や上位入賞作品が見られるレベルの高い貴重な花火大会(須坂市の篠原煙火店製造)

【蔵の町須坂 花火の夕べ】篠原煙火店を満喫!上質懐石のような花火大会 (2)
http://plaza.rakuten.co.jp/kisaraneko/diary/200507240000/

(抜粋)

志賀の山並みを遠くに眺める、とてもいい気持ちの風景が広がっています。
東京より暑かったこの日の長野ですが、吹き抜ける風はとても涼しくて・・・。
 篠原煙火店さんは、日本煙火芸術協会に参加を許されている、
日本でも実力のある煙火店さんのひとつ。その幽玄な作風と完成度の高さ、
構成力。派手さを競い合う花火が主流の今、玉数や派手さだけで勝負をしない、
まさに芸術家肌の煙火店さんです。

◎須坂新聞ヘッドラインニュースから

花火復活「須坂みんなの花火大会」④(2010.07.31)

http://www.suzakanews.co.jp/news/contents/event/event.php?id=1579


日経コラムが「住民の意気」と称賛

 須坂みんなの花火大会について、25日付の日本経済新聞1面コラムの「春秋」が次のように綴っている。
 「全国各地の花火大会が続々と復活している。スポンサー役の企業の財布が緩んだわけではない。公募で大会名を『みんなの花火大会』に変えた須坂市の場合、市民からの寄付が目標額を7割上回ったという。他人任せでなく自分たちでという住民の意気だ」
 花火大会実行委員会事務局の阪牧吉次・須坂商工会議所事務局長は「花火を通じて新しいまちづくりが始まった。これからも地域力・市民パワーを結集して地域の元気づくりに努めていきたい」と話している。

 


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