三木正夫 好きです須坂! がんばろう!

信州須坂から徒然なるままに様々なことを書き記してまいります。

耳順 傾聴 聞く 聴く

2016年02月14日 | Weblog

耳順

 

私は、一方的に持論を述べるのではなく、じっくり「お聞きする」ことをモットーとしています。若い頃は、どちらかといえば持論を述べるタイプでしたが、ある時点から聞くことを優先することにしました。更に、市長になってからは、論語の「六十にして耳順(したが)う」を基本としています。耳順は、異なる意見に素直に耳を傾けるということです。孔子の場合には、耳順は、心の余裕、素直さ、的確な判断力などが前提とのことですが、私はとてもその段階ではありません。

耳順を心がけていますと、市民の皆さん、市外の方々から様々な貴重なご提案、ご支援を頂きます。自由闊達(かったつ)な意見を行い、自律的に行動する職員も増えてきました。

耳順ということは、耳を傾けるということであって、唯唯諾諾と従うということではありません。あくまでも「須坂市民のために」が基本であります。

相手の立場に共感して理解しよう聴く「傾聴」が人間関係で重視されています。社会が複雑多様化し、忙しくなるほど、家族、地域、職場でのコミュニケーションとしての傾聴、耳順が大切と感じます。(市報原稿20076月号)

 

(参考)

傾聴、聞く、聴く

 傾聴とは、「こちらの聞きたいこと」を「聞く」(Hear)のではなく、「相手の言いたいこと、伝えたいこと願っていること」を受容的・共感的態度で「聴く」(Listen)ことであり、相手が自分自身の考えを整理し、納得のいく結論や判断に到達するよう支援することです。つまり、「聴く」の字の如く、「耳と目と心できく」のが「傾聴」の基本です。


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