◆ボランティアと佐久間象山(日時:2005 年 02 月 10 日)
◎2005年2月5日(土)に、社会福祉大会並びに高齢社会を考える市民のつどいが開催されました。
私は、挨拶のなかで、大勢の須坂市民の方々がボランティアとして除雪をされていることに感謝しつつ、次のようなお話をしました。除雪ボランティアをしている方から、除雪をしていた時に「○○(公職名)になるんかね」と心ない言葉をいわれたとお聞きしました。また、ある方からも、ボランティアで夏に河川のごみ拾いを行っていると「○○になるの?」と全く同じような心ない言葉をいわれたそうです。
ボランティアを行うこの方たちにとって辛いのは、寒い朝に雪かきをすることや暑い日にごみ拾いをすることではなく思いやりのない言葉だと思います。
嫁姑の確執のなかで長年にわたって苦労したお嫁さんが、姑が息を引き取る間際に言った「ありがとう」という言葉で今までのわだかまりがすべて水に流せたということを読んだ記憶があります。
素晴らしい行為には素直に感謝する心を持つことが社会福祉大会のテーマである「ふれあいと支えあい」の基本と感じます。(以上挨拶要旨)
◎佐久間象山の漫述。(日時:2005 年 02 月 10 日)
市長就任後、初対面の詩吟の先生に、佐久間象山の漫述という漢詩を教えていただきました。
謗(そし)る者は汝の謗るに任す
嗤(わろ)う者は汝の嗤うに任せん
天公本我を知る
他人の知るを覓(もと)めず
偉大な佐久間象山でさえ、世間の噂に心を悩まされたことがあったということでしょうか。
◯イチロー選手(2017年3月22日)
自分のしたことに人が評価を下す、それは自由ですけれども、それによって、
自分が惑わされたくないのです。