農業産出額統計
http://www.apcagri.or.jp/apc/wp-content/uploads/2014/09/201407APC-AgriProduction.pdf
から
(市町村行政の基礎知識)
農林水産省は、平成18年(2006年)までは市町村レベルの農業産出額統計を作成し、公表していましたが、平成19年(2007年)以降は、行政改革の一環として市町村レベルの農業産出額統計の作成を取りやめました。したがって現在は、国及び都道府県レベルの農業産出額の統計しかありません。
(中略)
4 新しい指標の作成と指標としての限界
従来国は、農業産出額を算出するに当たり使用していた品目別生産数量や農家庭先価格
は、関係団体からの聞き取り、標本農家調査結果、過去の出荷状況、主な作付地域の生産 状況の確認から推計していました。 市町村がこうした調査を行なうことができれば従来と同じ農業産出額を算出することが
できますが、そのためには相当な予算と人員の確保を必要とします。しかし、現在の市町
村の状況ではそれは極めて厳しく、不可能といってもいいかと思います。