三木正夫 好きです須坂! がんばろう!

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生田正治商船三井最高顧問日経20110122  合併における3原則

2011年01月22日 | Weblog

生田正治商船三井最高顧問日経20110122  合併における3原則 

 

合併日は99年4月1日。堀さんが会長、私が社長でスタートした。合併に際して私から全社員に3原則を示した。

(1)和のための和をもって尊しとせず自由闊達に議論せよ。その中から真の和は生まれる

(2)コンセンサスはいらない。商機を逸することなくタイミングよく意思決定せよ

(3)人事は適材適所に徹する。

 これは64年の合併以来の反省から、かねて確信していたポイントだった。時代も大きく変わってきている。タスキ掛け人事を徹底した当時とは異なり、今回はまさに適材適所に徹し、例えば不定期・専用船・タンカー部門の一部では管掌の副社長、担当役員、部長が全員ナビックス出身という人事配置もした。

 商船三井出身の副社長がこれは行き過ぎだと私の部屋に言いにきたが、それではということで個々に検証して行くと、最後には「なるほどこれが適材適所」と納得して帰っていった。こんな雰囲気でさわやかにスタートが切れたと自負している。

 


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