清原日出夫(本名 佐藤日出夫)さんの生涯を、歌人・清原の面からクローズアップした
「ナンジャモンジャの白い花」
今から半世紀前、60年安保反対闘争があった。多くの庶民が心情的にあるいは実際行動として闘争の参列に加わった。清原は激動する政治情勢を息を詰めて見つめ、大学のキャンパスから、デモ隊の隊列の中から詠い上げ、発表した。岸上大作とともに、60年安保を詠い、若き学生歌人の旗手として時代の先端を駆け抜けた清原の影響を受けた著者が熱き想いで綴る清原日出夫の生涯。
長野県職員の当時、大変お世話になった、人間的にも素晴らしい先輩。満67歳の若さでお亡くなりになった。