発想を「Why」から「How」に変えよう”
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大谷由里子(プロデューサー)
『致知』2003年8月号
連載「第一線で活躍する女性」より
※肩書は『致知』掲載当時
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吉本興業では「やすし・きよし」の横山やすしさんや、
当時売り出し中の「宮川大助・花子」などを担当しました。
横山さんにはわがままなイメージがあるようで、
人には「大変だったでしょう」と言われます。
確かに、大阪で生放送に出演するはずなのに
まだ地方の競艇場にいたり、
「浮気がばれた。嫁が怒っているから姿を消す。
オレに仕事をしてほしかったら
おまえが嫁の機嫌をとってこい」
って電話がかかってきたり、むちゃくちゃでしたよ(笑)。
でも、どんな仕事でも取引先や上司から
無理難題を言われるでしょう。
それを無理難題と思うかどうかの違いです。
コーチングの基本に
“発想を「Why」から「How」に変えよう”
という理論があるんですよ。
無理難題を言われて、
「なんでそんなこと言われなあかんねん」と思ったら、
もうそこで終わり。
あの頃、横山さんに何を言われても
「どうする?」「どうやって解決する?」
といつも考えていました。
それがいまとても役立っています。
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