三木正夫 好きです須坂! がんばろう!

信州須坂から徒然なるままに様々なことを書き記してまいります。

礒山先生の名講義で-バッハ最先端!マタイ受難曲を シリーズで 

2008年02月09日 | Weblog
すざかバッハの会のホームページからです。

日本国内では、なかなか聞くことができません。
-礒山先生の名講義で-バッハ最先端!
バッハを聴く 学ぶ 楽しむ
マタイ受難曲

-礒山先生のメッセージ-
 講座も6年目を迎え、あらためて、私の専門とするバッハに帰ることにしました。以前は「バッハとバロック」という形で一般的にお話しましたが、今度はバッハの世界により深く切り込み、「すざかバッハの会」にふさわしい内容にしたいと思います。

 3つのコーナーで、各回を構成します。第1部は、「話題と情報」。バッハをめぐる新しい情報や旬の話題、CDやDVDの新譜紹介などをします。第2部は、「この1曲」。バッハの名曲から各回1曲を紹介し、バッハの世界を幅広く知っていただきます。第3部では、最高傑作といわれる《マタイ受難曲》を、毎回少しずつ聴き重ねてゆきます。

バッハの映像資料も、たいへん豊富になってきました。鑑賞と解説を通じて、北信に、自他共に許す「バッハ通」をたくさん生み出したいと思います。ご参加をお待ちしております。


♪第1回 2008年2月10日(日) PM2:00~4:30 メセナホール 小ホール
この1曲:プレリュードとフーガ 変ホ長調 BWV552
《マタイ受難曲》:受難世界への導入
 バッハの時代の礼拝やオルガン・コンサートは、堂々としたプレリュード(前奏曲)で開始されました。新しいレクチャー・シリーズも、雄大な変ホ長調のプレリュードで始めたいと思います。父・子・精霊ノ3るの主題に基づくこの《プレリュードとフーガ》は、バッハのオルガン曲の最高傑作というべきものです。《マタイ受難曲》のトレードマークともいうべき冒頭合唱曲が、受難曲の歴史上、いかに画期的なものであったかを語ります。


♪第2回 2008年4月13日(日) PM2:00~4:30 メセナホール 小ホール
この1曲:《平均律クラヴィーア曲集 第2巻》より嬰ヘ短調 BWV883
《マタイ受難曲》:香油を注ぐ女
 グレン・グールドは、バッハ作品の録音・録画をたくさん残しました。中でも数が多いのが、《平均律》の最高傑作と思われる第2巻嬰ヘ短調のプレリュードとフーガについて、学んでみましょう。《マタイ受難曲》は、いよいよ福音書の物語に入ります。ベタニアのイエスに香油を注ぐ女の物語は、その作品にふさわしい慈愛の感情を伝える、最初の名場面になっています。


♪第3回 2008年6月22日(日) PM2:00~4:30 メセナホール 小ホール
この1曲:無伴奏チェロ組曲 第1番 BWV1007
《マタイ受難曲》:最後の晩餐
 バッハの個性が際立つ作品といえば、弦楽器のための無伴奏がまず挙げられます。そのうちから、チェロで弾かれる第1組曲を鑑賞しましょう。無伴奏なのになぜこんなに充実して響くのかがポイントになります。《マタイ受難曲》の3回目は、絵画でも有名な「最後の晩餐」の場面です。バスを歌うイエスの聴かせどころであると同時に、美しいソプラノのアリアが、ここに置かれています。


♪第4回 2008年8月17日(日) PM2:00~4:30 メセナホール 小ホール
この1曲:ブランデンブルク協奏曲 第3番 ト短調 BWV1048
《マタイ受難曲》:オリーブ山にて
 《ブランデンブルク協奏曲》は1曲1曲がまったく異なる趣向を持ち、見た目にも、大変楽しめる作品集です。ここでは、弦楽器のために密度高く書かれた人気作、第3番を取り上げてみましょう。《マタイ受難曲》の部では、受難コラールの出現するオリーブ山上の場面を考察します。さまざまな演奏についての議論も、ここで加えたいと思います。


♪第5回 2008年10月12日(日) PM2:00~4:30 メセナホール 小ホール
この1曲:オーボエとヴァイオリンのための協奏曲 ハ短調 BWV1060
《マタイ受難曲》:ゲツセマネの園での苦悩
 楽しくはつらつとした《オーボエとヴァイオリンのための協奏曲》を知るには、それが《2台のチェンバロのための協奏曲》からの復元であることを知らなくてはなりません。それには、バッハの音楽語法にかかわる重要な知識が含まれて居ます。《マタイ受難曲》はいよいよ、第1部の核心に進みます。内容としては、すばらしいテノール・アリア<イエスとともに目覚めていよう>を中心とした考察になります。


♪第6回 2008年12月28日(日) PM2:00~4:30 メセナホール 小ホール
この1曲:《音楽の捧げもの》のトリオ・ソナタ BWV1079
《マタイ受難曲》:捕縛
 《音楽の捧げもの》は、器楽曲におけるバッハの歩みの、究極とも呼べるものです。中でも、フルート、ヴァイオリン、通奏低音で演奏されるトリオ・ソナタの深遠な世界は、じっくりと鑑賞するに値します。《マタイ受難曲》は、第1部の締めくくりをなす、捕縛の場面を取り上げます。2つの大きな合唱曲がここに置かれ、盛り上がりを作り出しています。

1.シリーズ聴講料       年6回分  12,000円        
2.当日の聴講料          1回分   2,500円
【お申込みは 】   大峡喜久代(おおば きくよ) さん
電話で  026-248-5326
FAXで  026-246-6378
メール:k.heikinri2@stvnet.home.ne.jp

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。