タラントの教えと政治資金 編集委員 内山清行
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新約聖書にタラントのたとえというのがある。
主人が旅行に出かける時、3人の僕(しもべ)に財産を預けた。金額は一人ずつ5タラント、2タラント、1タラント。5タラント、2タラントを預かった僕はそれぞれ商売をして元手を倍にした。帰ってきた主人は「良い忠実な僕よ、よくやった」と喜んだ。
1タラントの僕はお金を地中に埋めておき、そのまま返そうとした。主人は怒って言った。「悪い怠惰な僕よ……さあそのタラントをこの者から取り上げよ」
金もうけ礼賛のようで最初は違和感を持ったが、真意は違う。神様はどんな人にも能力に応じた力を与えてくださっている。それを精いっぱい生かしなさい、という教えだそうだ。タラントは「talent(才能)」の語源といわれる。
(中略)
1タラントは当時の労働者のおよそ16年分もの労賃だという。
日本経済新聞120219 2面から
このほかにも、示唆に富む文章があります。
三木注:何かが「タラント(足ラント)」
働き1両、考え5両の、働き部分もない。