季節の1品キッチン*コミュニケーション鎌倉恵子

明石で料理教室を主宰しています
ラジオ関西【谷五朗の心にきくラジオ】料理コーナーでご紹介したレシピを掲載中♪

141 十五夜 里芋の土佐揚げ団子

2009-10-01 01:06:29 | Weblog
大気が澄んでお月さまが一番綺麗な季節になりました
美しい夜空を見上げると 誰でも祈りたくなるような神聖な気持ちになりますね
さて今年の中秋の名月は10月3日が十五夜です ルーツはさだかではありませんが里芋の収穫祭が 起源といわれ芋名月とも云われます
日本ではもう一度十三夜もお祝いしますが こちらは自然を愛する日本人ならではの感性でしょうか 豆や栗の収穫時期なので豆名月とも言われます今年は10月30日です 
今年は 十五夜と十三夜が同じ10月にある珍しい年周りとなりましたので 里芋と豆を一度に使ったメニューを考えました
実りの秋 自然からの贈り物に感謝の心を持ちたいものですね

原産地やルーツ 

 熱帯アジアと言われています 人里で栽培するので里芋といわれるようになったそうです 日本では子供の芋がたくさんつくので小芋として縁起が良いとされお正月に出されます

栄養価と薬効  
 ビタミンB1 B2 B6 C カリウム 食物繊維 ぬめりの成分はムチン ガラクタン マンナンで マンナンはお通じを良くし ガラクタンは血糖値やコレステロールを下げ ムチンは胃や腸の壁の潰瘍予防に効果があると言われています 
カロリーはジャガイモやサツマイモに比べて低い
特徴
さといもには独特のぬめりがあるため調理しづらいところもありますが、土を洗い落した後、よく乾かすか水気をふきとると、むきやすくなります。また、かゆみの原因は針のように尖っているシュウ酸カルシウムの結晶で、これが皮膚を刺激してかゆくなるようです。シュウ酸カルシウムは酸に弱いので、いもを酢水につけたり、指に酢か塩をつけてむくとかゆみがやわらぎます。皮をむく前にあらかじめ蒸すなど加熱する方法もあります

今日のレシピ
{材料}
 里芋の土佐揚げ(15個分) 
 里芋(つぶす)350g 正味量
明太子 50g
A 枝豆(あらみじん切り) 20粒位 
  七味  少々
  昆布茶 小さじ2
B   卵 1個
  小麦粉 大匙3
Cかつおぶし 50g
 揚げ油 ポン酢 適宜

{作り方}
①里芋はたわしで土を落とし電子レンジで6分加熱する 皮をむきマッシャー等で つぶす
②Aを混ぜ15等分し、中心に明太子を包み 丸く形を整える
③B、Cの順に衣をつけ 油で揚げる
④①を揚げる。
⑤お団子は一番したに8個 次に4個 その上に2個 その上に1個
15個盛り付ける ポン酢を添える


最新の画像もっと見る