すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

衆院選、大きな力にへつらう議員はNO!

2017年10月17日 | 日々思うこと

今日は青空の中を市内あちこちへと動き回り、身体が幾つあっても足りません。週末の2日間は月刊『食べもの通信』編集の研究会の年に一度の大事な合同役員会で上京の予定でした。ところが頭の中は選挙のことばかりで、これでは会議に出ても役員の皆さんに申し訳ないとキャンセルです。

そういえば昨年の合同役員会も県知事選の投開票日で、結果が気になり途中退席をして早めに新幹線に乗り込みました。結果は歴史的な勝利ということで疲れも吹っ飛ぶよい思い出です。歴史的な勝利の県知事選から一夜明けて

今回の衆院選は無所属新人には本当に厳しく、「市民連合・上越」スタッフの疲れもピークですが、それだけみんながんばっているからで一番年上の私はなぜか元気ですが、頭はかなり混乱気味のようです。実は日曜日の上越からの帰途もう直ぐ家に到着という時に、隣りに住む娘から「リミ(愛犬)のご飯は?」と電話で、「しまった!」上京中の世話を頼んでいながら取り止めたことを伝えていなかったのです。(笑)

心身ともに疲れた時には信州信濃路が一番の癒しですが、今秋は22日過ぎまでお預けです。写真は昨夕の頚城の山々で、珍しく中腹辺りに龍のような雲がかかっていました。新潟焼山は雲の中ですが、雨飾山の稜線は猫の背のようにくっきりです。

「市民連合@新潟」共同代表で国際情報大学の佐々木寛教授が、14日のフェースブックで語りかけていた言葉に癒されました。

選挙は勝ち負けはもちろん大切ですが、それよりも大切なものがあります。今、自分(たち)はいったい何を弁代して、どんな人のどんな声を届けようとしているのか、それを見失わないことです。

戦争で平和を夢見て死んでいった無数の人々の声、原発事故で故郷を根こそぎ奪われた人々の声、貧困にあえいで政治活動などする余裕もない人々の声、未来に絶望しながらも本当は真の希望を渇望している若者たちの声、まだ生まれていない生命たちの声…。

ただ大きな力にへつらい、自分たちの権力や不公正なシステムの維持のためだけに嘘をつき、国民を侮辱し続ける今の政府に対して、選挙は、これら国民の「声なき声」をしっかりと表出させ、反映させる重要な機会にほかなりません。』

ところで本日、やっと選挙公報が届きました。公示から一週間、期日前投票が多くなっている昨今、もう少し早く届くとよいと思いながら目を通しました。自民党公認候補のTPPについて、農家の人たちへの言葉も乾かぬうちに政府代表として和服姿でオーストラリアへ調印に出かけたことをみれば、ウソぶいていることがよく分かります。柏崎刈羽原発再稼働については最悪の見解で、当選すれば大きな力にへつらい首相の言われたことを断固支持する姿勢を有権者は見抜かねばならない大事な選挙です。