衆院選でかすんでしまったような同日投票の上越市長選、現職市長に挑んだ新人で元市議の中川幹太さん(42)の健闘に目を見張ります。中川さんは広島県出身で上越市の山間に住み市内には兄弟や従兄妹もおらず、厚い組織戦を展開した村山秀幸氏(69)に1,462票差まで迫りました。今回の上越市長選で見えたことは、組織力に頼らずともこれだけの有権者を掴めたということではないでしょうか。
今日は午後1時から「市民連合・上越」の梅谷セカンド事務所“梅カフェ”の片付けに出かけました。すでに何人かのスタッフで片付けは進んでおり、2時頃には解散です。折角集まったのだからと女性たちで私の行きつけの喫茶店へ行くことにしました。
5人の女性たちは選挙の結果が僅差だっただけに悔しさいっぱいで、『アベ政治を許さない』と話しは尽きず、「このままでは終わらない、諦めずに少し休んでまたがんばろうね」と4時頃に別れました。そんなことで今日は明るいうちに帰途に着き、開票日の深夜の台風接近の暴風雨の中をよくこの道を走ったなあとその“暴挙”に呆れながらの帰宅です。
そして『アベ政治を許さない』の生みの親で、戦後の俳壇を代表するお一人の97歳の金子兜太(とうた)さん、「戦争とは“死と破壊”しかもたらさない。北朝鮮もアメリカも“生きるため”に話し合うべきで、日本は両者の対話を援助すべきです。戦争に反対することは、自分の人生最後の仕事」だと語っています。
ところで昨夜7時30分からのNHKスペシャル「徹底討論 政治の行方は 日本の針路は」を視聴です。各党は有権者の審判にどう応えるのか、憲法改正や外交・安全保障などの政策課題の行方に各党幹部が討論で、「番組では皆さんのご意見を募集します」と呼びかけています。ところが発表されたのはアベ政権に都合のよい意見ばかりで、上越の女たちはアベ政権だけでなくメディアもしっかりと注視で、“大きな力にへつらう”NHK批判の一日の終わりです。