すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

深まりゆく秋の空といのちの重さ

2018年10月08日 | 日々思うこと

三連休最後の朝は晴れていたものの昼過ぎには曇り空で、夕方には気温20度以下です。今日は遠出を取りやめて、庭の草取りなどの外仕事に専念です。とにかく気合を入れてやらないと、草たちのたくましさには敵いません。

裏庭に野鳥が運んだと思しき山椒の木が年々大きくなって、今年初めて赤い実がいっぱいです。cookpadレシピでは赤い実でも佃煮が作れるようですが、山椒の香りは苦手なので思案中・・・、そのうち野鳥が来てまた実を食べてしまうかもしれません。

直ぐ横には紫式部の木があるものの、こちらは酷暑と水不足もあってか実が少な目ですが、きれいな色に見とれるひと時です。植物はこうして実を付け、野鳥に運んでもらい子孫を残すという自然の営みが続けられてきたことが伝わります。

昨年11月の朝日新聞の読者投稿が今ネットで話題になっています。元特攻隊が、世論調査で若い世代ほど自民党支持が異様に多いと・・・。自分たちを戦場に送ろうとしてる自民党を支持し、「改憲をしたがるお前たち、馬鹿だなあ・・・」と、予科練で“死ぬための志願”をした方だけに限りなく重い言葉です。

スマホ片手の若い人ほど情報に溢れていても、いのちの重さを感じることが少ないようです。子どもの頃からゲームは戦争ごっこで、小動物の飼育や自然に親しむことも少なく、そして親からも伝わらない生活環境ですから仕方がないのでしょうか。一年前の投稿を読んで悲しくなった一日の終わりです。