すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

自民強し!野党敗北の新潟市長選と9条改憲と

2018年10月29日 | 日々思うこと

昨28日投開票の新潟市長選は4候補による激戦で、保守分裂の中で自民党が支持する無所属新人で元参院議員の中原八一氏(59)が初当選という結果です。立憲民主党など野党5党が支援する元市議小柳聡氏(31)は惜しくも破れ、自民党の底力を見せ付けられたような選挙でした。

政令都市での財政問題など、課題が山積する中で新潟市民が選択した結果だけに、事実上共闘した5野党はこの敗北をしっかりと総括し、来年の統一地方選や参院選に臨まねばなりません。

秋晴れの日はなかなか続かず、庭のツワブキが元気に増え続けて黄色い花を咲かせています。

今日はどんより雲の月曜日で、久しぶりに大和川の和食処「さくら」で昼食です。オーナは私と同世代で、いつも地産地消の食材を無駄にすることなく活かしきっています。野菜はすべて年の離れた86才になるお姉さんが西海谷で栽培しているそうで、今日は里芋の芋茎(ズイキ)をカレー風味に味付けたり、イチジクを蒸しての胡麻和え、リンゴの天ぷらなど、その工夫に感心しきりです。

身体にやさしい食事に満たされコーヒーをいただいてから、午後3時半からの憲法共同センターの会議の前に市役所へ立ち寄りました。

会議を終えて真っ赤な夕陽を見ながら帰途に着き、夜は昼間に視聴できなかった衆院本会議の代表質問に耳を傾けました。アベ首相は憲法9条に自衛隊を明記する改憲案について、「国民のため命を賭して任務を遂行する隊員の正当性の明文化、明確化は国防の根幹に関わる」と意欲的です。

立憲民主党の枝野幸男代表は「(憲法で権力を)縛られる側の首相が改憲の旗を振るのは論外」と反発です。「国防の根幹」とまで言い出すアベ首相、このまま自民一強では本当に危うい日本になってしまうことを痛感する終日です。