英語の勉強のために購入した本に、「目へ乳をさす引越しの中」という歌についてのエッセイを読んだ。朝日新聞の折々の歌で大岡信さんによって紹介された歌だそうだ。さて、とても面白かったのはこの歌の意味だ。私も思った。引越しの忙しい作業中にわが子に慌ててお乳をあげようとし、口に含ませようとしたのだが、目に入ってしまった・・・・これが正しい解釈だと私も思った。大岡信先生の解説はこのように展開されていたそうだ。私は実際には読んでいませんが、実は・・・・・・読みが浅かったのだ。先生ご自身も後日新聞紙上で訂正をされ、多くの読者の皆さんにお話をいただけることが実に楽しいと語っていらっしゃったそうだ。
英語の参考書をヤフーオークションで初めて買った。探していた本であったので、このエッセイは感動的でもあった。「英文を読むとはどういう事か」長年考えてきたが未だにはっきりしないので、色々本を読んでみたいと思って買った。「読む作業」はとても難しい事だとつくずく思った。<つづく>