この橋から落ちた。恐ろしい記憶は消えない。夜のことだ。蛍でも捕ろうとしたのか橋のたもとからまっさかさまに下に落ちた。幸い、橋の下には草がつんであったらしく、怪我ひとつなく事なきをえた。「おいおい」と泣いていた覚えはある。写真は自分で現場へ行き撮影してきたもの。
夏の行事で「宝探し」というものがあった。昼の間に当たりが書いてある紙を神社の石垣の間などに隠す。夜みんなで探すわけだ。大きな子供や大人に見つけられてしまい、私は一度も見つけることができなかった。この写真を撮りにいったとき、ふと石垣の間に目をやる自分がいた。
この年:「あじゃぱー」ばんじゅんだ!
お年玉つき年賀はがきが始まった。
青い山脈、長崎の鐘、夏の思い出、銀座カンカン娘が流行る。いい歌ばかりではないか。
教員初任給4000円。私はたしか?28900円だ。
思い出は尽きないが、はっきり思い出したら付け足すことにしよう。幼児期の思い出は大切だなあと思う。
*********こうして 故郷を去り 名古屋へ向かうこととなる 訳はわからない********