実は(じつは・・「み」ではありません)
十年ほど前にこの実で作ったのがなんと数珠。
傷がつかないように万力ではさみ、細身のキリで丁寧に穴をあけます。中身を乾燥させて、よさそうな珠を布で磨き上げると光沢が出ます。その後が大変。名古屋市の大須の仏具店で、数珠を作るのに必要なものを友人に買って来てもらった。彼と一緒に数珠作り。煩悩108の四分の1=27個の珠で制作。作り方は略しますが、その後ずっとこの数珠を使っています。
皮のなかにビワのようにこの実が入っているのですが、じつはこの皮を戦時中の物資不足の折に石鹸の代わりに使ったそうです。実際に水の中で揉んでみたら、アワがよくでたので、なるほど洗濯にも使えるなあと思いました。
さて今年この実を収穫してなにを作ろうか?すだれ。イアリング。携帯ストラップ。アイデアがまとまらない。