『麻生太郎首相の役目?』
日本国首相の麻生太郎は今日5月24日の大相撲表彰式で日付を読み間違えて「9月24日」とうっかり総選挙予定日??を口走る失態で笑いを誘う。
オマケに自分の今日の仕事(優勝杯授与)を忘れて帰ろうとして、観客からドッと笑い声が上がった。
総理大臣杯は普通は首相代理で官房副長官が手渡すものだが、麻生首相はこれで(笑いを取る為なら大成功だが)1月の初場所以来の二回目の大失敗『誤読』言い間違いを繰り返す。
この人物は、前回も同じ大失敗をしているが全く懲りていない。
大相撲は、とかく品格が重んじられる。
ところが前回の麻生首相は、プロレス会場と間違えたのか自分をアイドルスターと間違えたのか、神聖視されている土俵上に、手を振りながら笑顔で登場する。
「ブ~!」の声や「あ~あ~」「景気対策をしっかりやれ」などと容赦ないヤジが飛び交う中で、『内閣総理大臣、朝青龍明徳殿』とまさかの大誤読。
漫才なら相方の朝青龍に『総理はアンタだろ』と突っ込まれる程度の見事なボケっぷり。
麻生太郎は前回の1月初場所では、2001年夏場所千秋楽で膝の大怪我を押して無理に出場して優勝した横綱貴乃花を『感動したっ!』と絶叫調で褒め称えて有名になった小泉元首相のパフォーマンスを意識したのは間違いない。
しかし小泉に褒められた方の貴乃花は、この一回の優勝で膝の怪我を悪化させ其の後の自分の土俵生命を失ってしまう。
あの時に、鳴り物入りの時の総理である小泉純一郎が観戦する浮き立った周りの雰囲気に影響されて、出てはならない土俵に上がって仕舞った貴乃花。
あの時にお調子者で無責任男、小泉の振りまく軽佻浮薄なムードに乗せられずに相撲の本筋に徹して、『辛抱』する事さえ出来ていれば、其の後の結果(横綱としての力士生命)は大きく違っていただろう。
今の経済危機の真の原因が新自由主義『小泉改革』であったことは論を待たない。
小泉純一郎とは、丸っきりの疫病神も同然である。
『自民党をぶっ壊す』と言いながら『日本の経済と庶民の生活をぶっ壊した』疫病神の小泉首相の下で幹事長や外務大臣を歴任していた現麻生首相。
新自由主義改革が間違いで有ると反省しているなら何らかの望みもあるが、残念ながら麻生太郎の辞書には『失敗の反省』などという文字は無い。
それで、何回も同じ様な間違いを繰り返して恥をかくことになる。
しかし、恥をかくのは麻生太郎だが麻生には『反省』だけでなく最初から『恥』の文字も無いので恥かしくない。
だから、何があっても本人にとっては痛くも痒くもない。
実際に恥ずかしく思ったり後悔するのは『反省』や『恥』を知っている者だけである。
そして、実際に被害に遭うのも(知っている)我々一般庶民だけである。
これが事実なら、麻生氏は総理大臣失格どころか、政治家失格、人間失格である。差別を是認する者は、公的世界から即刻退くべきである。もし、事実無根ならば、麻生氏はきちんとそのことを訴えるべきである。決して曖昧にできる話ではない。
メディアにもひとこと言いたい。一国の最高指導者たる政治家について、その言動をチェックし、適格性を吟味することは、メディアの使命である。アメリカのメディアは大統領候補について、そうした厳しいチェックを行っている。これだけ重大なことが本に書かれていながら、なぜ日本のメディアは何も伝えないのだろうか。
戦場カメラマンとホワイトハウスの奇妙な写真
政治 / 2009年03月02日
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/3054778bc892bde1f9225534fc56f5d6
にも書いたが、麻生太郎に対するオバマ大統領の『嫌悪感』や『軽蔑感』は露骨ですが、さもありなん。
日本の麻生太郎の唯一の売りは、吉田茂元首相の孫で皇室とも縁戚関係に有る毛並みのよさ(血筋のよさ)だけ。
本人も毛並みの良さを鼻にかけ『下々のみなさん』と初めての選挙で演説して顰蹙をかい落選したくらいの御馬鹿さん。
対するオバマは其の逆である。
首脳会談以前にバラク・オバマは野中弘務に対する差別発言を含めて、新聞は見出ししか読まず本は漫画しか見ない心底救い難い御馬鹿であるとか、高貴な血筋と富を自慢する差別主義者で歪んだ人格、当然その様な情報は掴んでいたはずです。
これではマトモ(対等に)に話するはずが有りません。
それで、
ジョージ・ワシントンとのツーショット、ホワイトハウスの奇妙な写真(政治 / 2009年03月03日
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/bf874bd5e9e1f8aca9a6ed3aa7edb7dc
異例の日米首脳会談 記者会見なし、昼食会なし(政治 / 2009年03月07日
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/bc19dfe5627a2e143fb27053ad055290
などの様に、日本の首相としては異例の露骨な差別的な扱いを受けた。
しかし本当に問題なのはこの様な御馬鹿な行いではなさそうですよ。
オバマは、アメリカの歴代大統領としては初めて『アメリカによる核の先制使用』の道義的責任について言及している。
ところが日本政府(麻生太郎)はアメリカによる核の傘の保証を、何とこれまで6回も繰り返し求めているのですが、いわゆる『核の傘』とは何を意味しているのでしょうか。?
これは日本では『核兵器の攻撃に対する報復』と解釈されているが世界各国の核保有国で先制使用などは誰も言っていない。
唯一の例外は今までに日本に対して先制使用したアメリカ一国だけですよ。
そして、アメリカは国益の為には何時でもあらゆる選択肢(核の先制使用)を公言している。
ですからアメリカによる『核の傘』とは防衛とか報復だけではなく『核の先制使用』を含んでいる概念です。
核の傘にしがみつく日本(麻生太郎)がどれ程醜く愚かしくオバマに見えたかは、想像に難くない。