我的網球日記

昨日の自分を越え、身近な幸せに感謝するための自叙伝!

内モンゴル

2005-08-28 | 中国
行って来ました内モンゴル♪大草原と星と乗馬と砂漠とラクダと…朝青龍。。

列車に揺られて10時間(硬座で…新疆に比べればかなり楽)、朝6時半に呼和浩特(フフホト)に到着。帰りの寝台バスのチケットを買い、いざ旅行業者と交渉交渉!値切りに値切り二泊三日、三食宿泊費込みで550元なり。結局、北京で調べた旅行代理店と余り変わらない。

一日目 9時大草原に到着。パオ(モンゴル式テント)に泊まり、羊のミルクティーを堪能しながら休憩。昼飯を食べ、いざいざ乗馬に挑む!ガイドブック通り、一時間50元なのに最低二時間乗らないと何処も行けないと言われる。そして、馬使いの乗馬代まで払わされる…何だよそれ。それでも値切って、一人125元まで下げる(二人で50元お得)。

さてさて、僕の乗馬はと言うと…。行きはモンゴル民家まで馬は駆け足。帰りは馬が鬣を靡かせながら走る走る走る!風を切るてこういう感じなんだなぁ~とか思いながら草原を駆け抜ける。怖さは無いモノのケツが痛い。。そして、翌日には背筋が痛くなる(4日くらい続いた)。昔、馬事公園かどっかで馬乗りしたのになぁ~。なんと、悲惨な事にパンツだけでなくズボンに血が…初○理か!?御尻の裂け目の右側から血が…痛すぎる!!「痔」になったことないけど少し御尻の痛みが理解できた。座るのが辛い。韓国人の友人曰く、馬の動きに合わせて騎手も上下動しないとこうなるみたい。馬使いはムチと携帯を持って付き添ってたけど何もアドバイスなしやる気なし。つーか、少しは教えろよ。ケツがこうなる前にさぁ…初日から負傷。

このツアーは僕と韓国人の友人(韓国体育大交換留学生)二人の他にLG(韓国メーカー)に勤めている天津駐在員4人がいました。現地調達での手配だから、とある小さなモンゴル一家でした。夕食時間、当然白酒(アルコール濃度60℃)攻めに遭いました。モンゴルの女性が僕達に歌を歌いながら、酒を注いでくれる。北京では有り得ない茶碗に白酒を注ぐなんて!飲む前に天・大地・額に酒で湿らせた指をかざす。そして、白酒イッキ…僕は二回も。僕に何て歌っているかなんか少しも頭に残らなかった(一杯一杯)。モンゴルはこのようにしてお客さんを迎えるようです。
美味しい夕食と歌、そして次の会場へ。何とモンゴル人の伝統的ダンス・合奏。一緒に踊ったら気持ち悪くなってしまい、やっぱり…吐いてしまいました。折角の美味しい夕飯が!勿体無い。。夜には星空を見上げ、北京と違い空が綺麗だなぁ~と感慨に耽る。プラネタリウムみたいに星が一杯!!

翌日早朝に叩き起こされ、大草原の綺麗な朝日を見る。何か新しい一日が始まるという素敵な瞬間でした。何もない草原では自分の影が何処までも伸びる伸びる♪帰りの深夜バスで話した内モンゴル滞在の漢人曰く、今年は雨が少なく草原の草が全然育っていないそうだ。普段なら膝まで掛かる位らしい。朝食を食べてから、この日は工業都市の包頭(バオトウ)へ砂漠を見に出かける。

行った砂漠はそんなに大きなモノではなかったですが、駱駝に乗って楽しみました。草原といい砂漠も周りに何一つ無い。東京・北京、都市生活も良いけれど何にも無いのもたまには良いもんだ。ボーっと景色を眺めているのもまた幸せな時間。にしても駱駝の鈍行はお尻に悪すぎる。。

この旅行はトラブルが無いなぁと思ってたら、やはりありました。足袋のレンタル料で会計したお釣りの中の50円札が贋者だったのです。駱駝の騎乗料金を払う時に「これは使えない」と突き返されました。ガイドのモンゴル人に話して、帰り直接偽札を掴ませたオバちゃんに文句を言いに行った。彼女は僕の顔を覚えているし、お釣りを払った記憶はあるけどお金を交換しない。業を煮やしたガイドさんが激しい口調で「外国人には見分けがつかない」「僕の大事なお客様だ」「「あなたの言う事は間違っている」「警察呼ぶぞ」と詰め寄るも甲斐なし。結局、僕の偽50元はガイドさんが交換してくれました。騙される自分も悪いし、怒らないにしても自分でもっと主張が出来る位語学のレベルを上げないといかん!!!前の彼女も掴まされていたけど、中国では普通に偽札が出回っているので気を付けましょう。確かに紙質が違うんだけどね。注意していないと分らない。

三日目は「王昭君の墓」・「内モンゴル博物館」などなど廻って、帰京しました。中国の歴史モノが好きな僕はこういう名所巡りが好きなのだが、体育大の韓国人友は少し退屈な模様。。紀元前からモンゴル族は中華の人々に恐れられていて、政略結婚をさせられた王昭君は悲劇のヒロインでありながらも今やモンゴル族と漢族の友好の証だそうな。本で出てくる地名・人物などを実際旅行して頭でフィットさせる作業は非常に楽しい。博物館では民族の内モンゴルの文化を見たところで時間が無くなり、近代史は少ししか見れなかった。「抗日戦争」で内モンゴル地区も日本と関係があった模様。普通に「日本鬼子」と書かれた将棋のようなゲームもあった。まだ抗日関係の場所に言ってないから、今度行って見ようと思う。見ていてイイ気しないけど、日本のどこが嫌いでどうして嫌いなのか理解する手助けにはなるでしょう。

夏休みも残り一週間、新学期が始まる。友達も少しづつ戻って来たし、残り僅かな学生生活を存分にエンジョイしまっせ!!