尖閣諸島に関する反日デモ

私のいる東莞の小さな町でも、とうとう反日デモが起きました。
今や中国では北京より生活が長く愛着を感じている町なので少し残念です。

デモに紛れて見ると、若い人が大部分。ただ騒ぎたいだけにしか感じない。我先に高らかに「打倒日本」「抵制日貨（日本製品を買わない）」などのプラカードを掲げると拍手喝采。大広場で集合を終え、程無くしてデモ行進。警備隊が後ろに控えているためか、行進のスピードも結構早い気がしました。なぜか時間に忠実に？むしろ早めに統制してデモ行進をしていることに疑問を抱きました（扇動者がよく政府関係者とよく打ち合わせていたのでしょうか…）。1,500~2,000人もいたが、興奮し過ぎて暴徒化するような危うさは余り感じませんでした。しかし僕が抜けてからのデモ後半、集合した広場に戻る途中に店が破壊されたようです。

　　　　　　　　　　　　　　　

ふと、2002年日韓Ｗ杯の渋谷、北京オリンピックのバレーボール日中戦で似たような雰囲気を味わったなと思い出しました。

日本でも報道が加熱するでしょうが、中国人は実際個人で話すと余り問題は無いです（勿論面倒くさい人もいますが…）。中国に限らず、どこの国でも人間集団化すると何をしでかすか？分からないということだと思います。


御蔭様で今日はテニス自粛（自宅待機）で、香港への引越しへ時間が充てられそうです。さて、来週から工場で何も起こらねばいいが。