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特別塗装機考察(国家編)

2021-02-07 19:14:44 | 飛行機小ネタ
レジ潰しを念頭に置いていると、
特別塗装に目もくれなくなってくる。

一度撮ってるレジだと、
塗り替わっても、特別塗装になっても、
「あ~そうなんだ、見かけたら撮っとくか」程度になってしまう。
(中にはちょっとの変化もしっかり記録するマメな方もいらっしゃるが)

そんな俺でも、あー、これいいな、と思った特別塗装って何だろうと考えてみた。
思い浮かんだのが「国家」
つまり、会社のキャンペーンとか、キャラクターではなく、
その会社が属する国にちなんだ特別塗装だ。
国を背負う航空会社とその国の誇りが感じられるし、
国旗やその国にちなんだデザインがきれい。

いくつか紹介していきたい。


Singapore Airlines A380-800/9V-SKI
2015年にシンガポールが建国50周年を迎えたときに施された特別塗装。
シンガポールの国旗がなびくように描かれたもの。
同社保有で一番大きなA380に施したあたり、誇りが感じられる。

気に入った俺は、写真だけでは気が収まらず、海外から公式の模型も仕入れた。
20,000円ほどしたが、今まで買った模型で一番高額だった。

2つ目がこれ。

Malaysia Airlines A330-200/9M-MTZ

マレーシアの国歌「Negaraku」塗装だ。
国歌が塗装になる、というのは少し不思議だが、
マレーシア国旗をベースに多様性なんかを現したものらしい。
複数の機体に施されているらしく、意外と目にするチャンスもあるみたい。
国旗ベースというのは、やはりきれいだなと思う。

3つ目。これも国旗。

LOT Polish Aielines B787-9/SP-LSC


LOT Polish Aielines B737-8MAX/SP-LVD

こちらはポーランドの独立100周年記念塗装。
2018年に独立1000周年を記念して施された特別塗装機。
独立までの、また独立してからの第二次世界大戦でのこと、
ポーランドの皆さんは本当に国に誇りを持たれているのだなと感じた。
そういう気持ちを、世界を飛び回る機体にペイントする、というのは素敵だと感じる。
個人的にはワルシャワで撮れたのも嬉しかったかな。

4つ目は国旗じゃない。

KLM B777-300ER/PH-BVA

オランダのナショナルカラーオレンジを施したオレンジプライド。
2016年に施されたものだが、リオデジャネイロオリンピックの選手をこの機体で迎えに行き、
アムステルダムに戦闘機のお迎え付きで帰ってくる、という動画は胸を打たれた。

この写真ではわかりにくいが、
オレンジで塗られた下部を見ると、オランダ国旗の3色が施されている。
カッコいいなー。KIX,NRTで合わせて3回見たが、ついつい夢中になって撮ってしまう。

なんか、国の誇りを感じさせる塗装は、
デザインもさることながら、いろんな人の気持ちや想いを感じられていいよなー。
コメント
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