Impossible is nothing ~攻めあるのみ

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特別塗装機考察(レトロ編)

2021-02-12 23:54:41 | 飛行機小ネタ
やはり特別塗装機は撮ってて楽しい。
国家編に続いて、今日はレトロ編。

昔の塗装をリバイバルする、これがレトロ塗装。
何かの記念に施されたりすることが多いイメージ。
(当然、新塗装が出回りだしたときに残っている旧塗装はレトロではない)

日本キャリアではANAがちょっと前にB767-300にも1つ前の塗装「モヒカン」があった。
ただ、俺は撮る機会がなかったんだなー。
よって今日紹介するのは海外キャリアのレトロ塗装だ。

1つ目。お馴染みのキャリアだが小型機は日本に来ない。

KLM B737-800/PH-BXA
KLM90周年記念の特別塗装。
周年を記念してレトロ塗装を出すことが多いように思う。

ちなみにKLMは世界で一番古い航空会社で1919年設立。
ということは2009年が90周年ということか。
これを撮ったのは2015年。アムステルダム/スキポール空港で撮影。
フルカラーで塗った機体は数年単位で飛ぶから見られる機会も多い。

2つ目。日本に馴染みのないキャリア。

Air Malta A320/9H-AEI
地中海に浮かぶマルタ共和国のエアマルタのレトロ塗装。
こちらは2014年に40周年を迎えた際に施された特別塗装だ。
2019年にヒースローで撮影。

日本に定期便がなく、マイナーなキャリアのレトロ塗装は、
正直正規塗装と言われても分からなかったりする(笑)

3つ目。2つ目同様かなー。

Aer Lingus A320/EI-DVM
エアリンガス75周年塗装。2011年から施されている。
75っていう数字が中途半端じゃねぇか?
ヒースローに行くと結構来るような気がする。
しかし、日本にいたら逆立ちしても来ることは無い。

4つ目。これは関空で撮影。

Turkish Airlines A330-200/TC-JNC
ターキッシュエアラインのレトロ塗装。
これは周年記念ではなく、日本とトルコの歴史を描いた映画の公開を記念して施された。
昔和歌山の沖で海難事故にあったトルコ軍艦の乗員を救助した日本人、
その95年後にイランイラク戦争で戦地に取り残された日本人を救出したトルコ人、
このエピソードを描いた映画らしい。みたいなと思いつつまだ見ていない。
ちなみに、救助にあたった地域串本町にちなんで串本号と名付けられている。

日本が異国の地のレトロ塗装を生み出すという、極めて稀なケースだ。

まだまだ行くぞ5つ目。こちらも関空で撮影。

Garuda Indonesia PK-GHD/A330-300
こちらは周年記念。ガルーダの70年記念。
最近もちょくちょく関空に来ている。

うーん、まだ30年くらいしか生きてないから、
馴染みのない塗装が多いなーと思うが、やっぱり見ていて楽しい。

あ、ブリティッシュエアウェイズ100周年記念塗装を取り上げてなかった!
これは以前旅行記に掲載しているので、ぜひこちらも見て欲しい。
4代にわたって施したという、これはまた壮大なプロジェクトだった。
(ジャンボが引退したのが本当に悔やまれる。悲しい)

OGPイメージ

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近年のトレンドだからまだまだこれからの分野だけど、
日本でももっと盛んに取り入れられたら嬉しいなー。
例えばJASのレインボーセブンとかエアバスカラーとか復刻したらウケると思うけどなー。


この特集にあたって改めて特別塗装を掘り起こしている。
国家編、レトロ編ときて、まだいくつかやれそうだ。
過去に掲載したものもあるが、カテゴリーくくって紹介するのも楽しいな。
この特集、まだつづきまーす。
コメント
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