Impossible is nothing ~攻めあるのみ

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特別塗装考察(機種アピール編その②)

2021-05-03 23:18:45 | 飛行機小ネタ
前回の続き。

それぞれの機材の何をPRするんだろう、
という発想に少し飛ばして出てきたのが、2社のA350の塗装。


China Airlines A350-900/B18918
炭素繊維をPRしたA350。
この機体の場合はA350というより炭素繊維PRがメインかもしれないが、
でも、A350の先進性はアピールできていると思う。

あとは、最近ちょろちょろ撮ってたこれ。


Japan Airlines A350-900/JA01XJ

Japan Airlines A350-900/JA02XJ

Japan Airlines A350-900/JA03XJ

3機それぞれに意味が込められているらしく、赤:挑戦、シルバー:革新、緑:エコなんだとか。
今までのB777からフラッグシップを引き継ぐべく、気持ちが込められてるなと思う。

安全性は当然すぎてPR材料にならない。
何が新しいのか(快適性?環境負荷?)くらい。
その名前だけで人を惹きつける飛行機の特徴って何だろう、
やっぱでかさなんじゃないかなと思う。昔でいえばB747、今でいうとA380。
ってなことで、A380だけ全く別の塗装にしちゃう、みたいなキャリアもある。
(B747はそういうのが無い。4発・2階建、見た目だけで区別がついたからだと思う)


Malaysia Airlines A380\800/9M-MNB
6機しかないA380だけこの塗装だ。
一瞬新塗装って言われてたけど、ふたを開けるとA380だけ。
大きさだけじゃなくて、一目見ただけでA380って分かる。

ブランドとして完全に差別化を図ってると言えばこちらも同じ。

All Nippon Airways A380-800/JA381A
たった3機を空飛ぶウミガメにして、ハワイにだけ飛ばす。
これは完全にANA=A380=ハワイのブランド構築だと思う。

A380の役割としてブランド構築というのが大きいんだと思う。
不思議とA380にでかでかとA380と書いている塗装はないように思う。
(同じくB747もB747とでかでかと書いた塗装が思い浮かばない・・・)

と、A380を大きく取り上げたが、
B787専用塗装みたいな感じにしてるキャリアもある。

China Southern B787-9/B20C6
チャイナサザンのB787は一貫してこの塗装。
A350も保有しているが、普通の塗装なんだな。不思議なキャリアだと思う。

機材への思い入れもそれぞれ。
でもなんか傾向?特色?があった面白いな。

でも、なんか他にもあてはまる例があると思うんだよ。
思い浮かぶ塗装があれば、ぜひコメントで教えて欲しい。
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特別塗装考察(機種アピール編その①)

2021-05-02 02:48:23 | 飛行機小ネタ
新ネタがないので、
データを整理しつつ、掘り起こしたネタで書く。

特別塗装考察を始めてから、
特別塗装のフォルダを作って、データ管理している。
何を特別塗装と考えるか、とか考え出すときりがないが、
まぁそこは俺の基準で。

そんな感じで始めて、今日は機種アピール編。
航空会社は新機材や目玉機材をPRするために特別塗装をやったりする。

控えめなものから。

Lufthansa A320Neo/D-AIND
ルフトハンザはA320Neoを世界で最初に導入。そのアピール。
静かやでー、環境にええでーとPRしている。


All Nippon Airways B787-8/JA817A
ANAは初期のB787に「787」と書いていた。
順次はがされたけど、あーこれ787なんだって絶対伝わったと思う。

でも、ANAは世界初のB787ユーザー。
こんなシンプルなPRだけじゃなくて、ちゃんと激しくアピってた。

All Nippon Airways B787-8/JA802A
昨日もUPしてたけど、サバ。
目玉の最新機材を世界初で飛ばすんだから、そら目立たないと勿体ないよね。

ちなみに、このテイストはちょろっと参考に?されてるのか、
こんな機体もいる。

EVA Air B787-9/B17882
エバー航空のB787-9も787が入って、オレンジ色の流線デザインが入っている。
(昔B777-300ERを入れた時もANAが入れた時の特別塗装を大いに参考にしてたような・・・)

あれ、意外とボリュームあるな。
今日はこの辺にして明日その②を書こうかな。

座席やサービスは会社毎それぞれ違う。
(座席等のハード面は一定数のメーカーが作っているが航空機自体よりチョイス幅があるが)

航空機自体は世界各国の航空会社がだいたい同じものを使っている。
(JALとANA両方がB787を飛ばしている国際線、一体いくつあるよ!?)
飛行機の違いなんて正直マニア以外分からんだろう、
と思ってやってるかどうかは分からないが、航空機自体の違いで顧客を引き付けるのは難しい。
まぁそれでもPRするんだなー。面白いよね。
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