新型インフルエンザ・ウォッチング日記~渡航医学のブログ~

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opinion@zav.att.ne.jp(関西福祉大学 勝田吉彰研究室)

下降に転じたチリの感染者発生

2009-07-20 18:14:10 | インフルエンザ:海外の動き/海外発生

南半球の流行国のひとつ、チリで患者発生が下降に転じました。

  • 冬の第一波の終了が見えてきた。首都サンチアゴと南部で症例数減少、北部でも増加傾向歯止めかかり、もうすぐ下降に転ずるであろう。
  • 2ヶ月前に第一例報告されて以来、チリの感染者数は1926例で死亡40例。
  • 第二波をにらみ、南米地区Argentina, Brazil, Bolivia, Chile, Paraguay and Urugua保健大臣は、ワクチンが富裕国に独占されないよう懸念表明。

南米は、もちろん、まだ春が来たわけではありませんが、それでもひとつの波は2ヶ月でおさまる(まだおさまりきったわけじゃありませんが)というのは言われているとおりなのですね。

ソースは7月19日付theage.com↓
http://news.theage.com.au/breaking-news-world/swine-flu-infections-falling-in-chile-20090719-dp7g.html
Swine flu infections falling in Chile

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