Dr.Klaus Stohr氏、前職はWHOインフル責任者、現職はノバルティスの副社長。
あっと驚く提言をnature誌上で展開しています。
*「H2,H5,H7、H9と、将来やって来るかもしれないインフルエンザの型をいっぱい入れてカクテル、アジュバントをドンと加えて交叉免 疫性を効かせ、プレパンデミックワクチンとしてバンバン注射すれば良いじゃないか」と。
*アジュバント添加により、交叉免疫性が期待できる。そのワクチンの型とは別の型に対してもある程度の免疫を期待できるというもの。
Stohr氏が副社長を務めるノバルティス社のアジュバントはMF59.
*将来、新しいパンデミックが実際に登場する以前に、パンデミックを起こす可能性のあるもので免疫をつけておけば、初期の蔓延を遅らせワクチン需要のピークを下げることができる。
*ワクチンの組成はH2,H5,H7、H9を混合し、さらにアジュバントを加えたもの。
*季節性インフルワクチン接種が全国民に推奨されているような国では、このワクチンを入れて接種。
途上国などでは、小児の定期ワクチンにこれを入れるというオプションも考えられる。
大胆な発想ですね。
将来やってくるかもしれない、あらゆる型を放り込んで、アジュバント効かせて交叉免疫利かせりゃ、何が来てもへっちゃらじゃないか!
小児の定期接種に入れてしまえば怖いものなしじゃないか!
これから大いにカンカンガクガク展開させ、副作用研究など厳しい道のりを乗り越えていただければと期待されます。
ソースは5月13日付CIDRAP↓
http://www.cidrap.umn.edu/cidrap/content/influenza/swineflu/news/may1310stohr-jw.html
Proposal for prepandemic vaccination sparks discussion
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